ワンオフ ロータリーディスクの検証
先日作ってみたテスト用のロータリーディスク。実際にテストしてみた。テスト車両はうちの400です(笑)売り物なのに売らない上にいろいろやってやるですwこいつに組み込みます。問題なく組み込み出来ました。そして問題なく動きましたね。ここで実験。理論上は「このあたりで開いてこのあたりで閉じたほうが良いのでは?」というタイミングに設定してみた。実はこのディスク、実験用に小細工をしています。実際に良くなるのかテストしてみないと判らないからね。「理論上は」という妄想を打ち砕く実験ですね。で、実際に回してみるとまあひどい(笑)馬力も半分くらいしか出ない上にキャブが吸わなくなる。燃料が出ないっぽいね。実際にキャブが吸ってないし、吹き返しがかなり増えた。もう測定するまでもなくダメだ。う~ん。。。なんとかならないかといろいろやってみるもやはりダメ。そりゃそうか。吸ってないからね。。。そうなると燃料も出ないから。。。なので本当にタイミングの問題なのか確認のために過去のデータに合わせ直してみた。そしたら今度は問題なく回った。なるほど。タイミングでこんなに変わるんだね。。。そして比較してみたよ。青線がワンオフディスク。赤線がノーマル。見やすいようにパワーだけの比較。面白いのは全域でパワーアップしているが、グラフの形状は似ているところ。パワーの立ち上がりが良くなって回り切りが悪くなる方向になったね。次にトルク。やはりグラフそのものは似ているね。ディスクのタイミングでこれだけ変化する。赤がワンオフディスク、青がノーマルディスク。ピーク馬力で約1馬力アップ、ピークトルクで0.2kgfアップ。確かにポン付けでこれだけパワーアップする。低速はやや微妙になるけどほとんど変わらない感じ。しかし吹け始めると体感で良くなってるのが分かるね。低速はセッティング変更で合わせられるかもしれないがそのままでも問題ないと思う。低速が気にならなければ何もしなくてOKだね。つまり本当に組み替えるだけでパワーが上がるのは確認できた。これで分かったのはロータリーディスクのタイミングはパワーカーブには影響がないということ。パワーの出るタイミングが変わるんだね。ということはパワーカーブそのものはやはりシリンダーとチャンバーの特性によるものということだね。パワーカーブを変更したい場合はチャンバーとのマッチングを考えなければいけない。そしてそれを引き出してやるのがディスクの開閉タイミングということだね。しかしまあ当初の目論見通りの結果にはならなかったけど、新しい発見があったのは良かったかな。そして純正品の代替になることも判った。ちゃんと使えます。もうちょっと検証して発見があったらそっちのデータも検証してみたいね。ということでまあ純正代替としての役目は果たせそう。しっかりパワーも上がることは確認できた。低回転からトルクが出るし、パワーの立ち上がりが早くなるから峠や筑波サーキットとかなら有利かもね。ただし、伸び切りは純正より回らなくなる。つまりファイナル変更をしなければトップスピードは落ちるはず。うまく調整すれば良いとこ取りが出来るかもね。コレは一応販売予定。たぶん1台分で¥30000くらいになるかな。量産は出来ないから受注生産になるかな。設計、製作、検証を考えると結構開発費ってかかるのね。取りあえずこのままテストを続ける予定。ある程度性能が確認出来たら販売しますwたぶんね(笑)