ホーリーからの手紙~YAROOM通信№307~ | 福岡県古賀市 ヨガとアロマとメンタルケアの教室 YAROOM Blog

ヨーガとアロマとメンタルケアの教室
          YAR00M通信     
     (NO.307)2020.6 .22


『ホーリーから、人生のちょっとしたアドバイス』

26歳という若さで、死と向き合い始めるというのは
少し珍しいことかもしれません。
なぜなら、
多くの人はこのことに

目を背けて生きているからです。
毎日は当たり前のように過ぎていきます、
まるでそれがずっと続くかのように。
私もいつか歳を重ね、シワができ、
白髪になることを想像していました。
他の多くの人がそう考えるように、
たくさんの子どもに囲まれ
愛に溢れた家庭を築くことをいつも考えていました。
しかし人生は儚く、貴重で、予想できないものです。
毎日を生きることは、
与えられた権利ではなく贈り物なのです。
私は27歳です。

まだこの人生を終わらせたくない。
私は自分の人生を愛していて、

とても幸せなのです。
でも、もう私には

コントロールすることはできません。
私はただみんなに、

些細で意味のないようなことに
あまり心配しないで欲しいのです。
そして覚えておいて下さい。
最後にはみんな同じ運命が待っているということを。
なので、あなたの時間を、
価値のある素晴らしいと感じることに

使って欲しいのです。
嫌だと思うことはしなくていいのです。
些細なことには寛大でいてください。
もちろんイライラすることはあると思いますが、
引きずらないでください。
そのようなことで、
周り人々の人生に悪い影響を

与えないようにしてください。
イライラしてしまう時は外に出て深呼吸をして、
新鮮なオーストラリアの空気を
胸いっぱいに吸い込んで下さい。
そして空の青さを、木々の緑を見てください。
それらはとても美しいものです。
考えてみてください。
呼吸ができること、その素晴らしさを。
もしかしたら今日、
渋滞につかまってしまったかもしれませんね。
あなたの愛おしい赤ちゃんが泣きわめくせいで、
よく眠れなかったかもしれません。
美容師があなたの髪を短く切りすぎたかもしれないし
変えたばかりのネイルが欠けていたかもしれません。
自分の容姿が気に入らない人もいるかもしれません。
しかしそれらのことは些細なことです。
あなたが人生の終わりを迎える時、
そんなことは考えないと断言できます。
人生全体で見れば、
これらのことは本当にどうでもいいことです。
私の身体は日を追うごとに、

どんどん痩せ細っていきますが
私の願いは、もう一度だけ家族と誕生日を過ごしたい
もう一度だけクリスマスを迎えたい
もう一度だけパートナーと過ごしたい
それだけです。たったもう一度だけでいいから。
仕事がどれだけ大変だったか、
エクササイズがどれだけハードだったか等の
不満を訴える人がいますが、
まずは身体が満足に動くことに感謝してください。
たとえ理想の体型でなかったとしても、
健康でいられること身体が機能すること、
それだけで素晴らしいことなのです。
食べ過ぎに注意して、適度に運動をし、
新鮮な食事で十分な栄養を与えてください。
そして、お互いを助け合いましょう。
与えて、与えて、与えるのです。
他者に与えることで得られる幸せは、

この上ないものです。
私ももっとそれをしたかった。               
病気になってから、

多くの人が私をサポートしてくれました。
とても返しきれるものではありません。
そのことを私は一生忘れないでしょう。
あなたが死ぬときに
お金を持っていてもなんの意味もありません。
自分の服を買う代わりに、
誰かのためにそのお金を使いましょう。
あなたが同じ服を着ていても、誰も気にしません。
何より大切な人を食事に連れていったり、
贈り物をすることは気持ちの良いことです。
その際に、大切に想っているという

気持ちを伝えましょう。
自分のためにお金を使う際は、
モノではなく経験に使いましょう。
ビーチに行って足を水につけ、つま先で砂を掘り、
顔を海水につけてください。
自然を感じてください。
携帯の画面ばかり見るのではなく、
ただその瞬間を楽しむようにしてください。
人生とは画面を通して生きることではないし、
完璧な写真を撮ることでもありません。
大切な人との血の通う時間を大切にしてください。

早起きをして、鳥のさえずりに耳をすまし、
朝日の美しい色を眺めるのです。
音楽を聴いてください。音楽はセラピーです。
犬を抱きしめてください。
携帯を置いて、友達と話をしましょう。
旅をしたいならしましょう。
生きるために働いてください、
働くために生きてはいけません。
心が幸せに感じることをしてください。
ケーキだって食べていいのです。
何の罪悪感もありません。
やりたくないことには、

やりたくないと言いましょう。
他の人が考える理想の人生に
プレッシャーを感じなくても大丈夫です。
平凡な人生を望んでも全く構いません。
愛する人に、毎日愛を込めて、

愛していると伝えましょう。
そして覚えていてください。
もし何かが、あなたを惨めな気持ちにさせているなら
それが仕事や恋愛など
何であれあなたにはそれを変える力があります。
変える勇気をもって下さい。
この地球であとどれくらい

生きられるか分からないのだから
そのようなことで時間を無駄にしてはいけません。
多くの人が同じことを言っていますが、
これ以上の真実はないと思います。
とにかく、これは
一人の若い女性からの人生のアドバイスです。
覚えていてくれても、忘れても、私は構いません。
あと最後に一つだけ、
もし可能なら定期的に献血をしてください。
見過ごされがちだけど、
一回の献血で3人の命が救えるのです。
これはすべての人が持つとても偉大な力です。
献血のおかげで、

私は一年間も長く生きることができました。
大切な人たちと過ごすことができたこの一年間を、
私は一生忘れません。
それは、私の人生で最も素晴らしい一年でした。
それでは、また会う日まで。
                                         ホーリー



今日、ご紹介したのは、
数年前、

がんで亡くなったオーストラリアの27歳の女性、
ホーリーが亡くなる前に残した手紙だそうです。
ご遺族の方がFacebookに投稿したものだそうです。
長くなりましたが、全文をご紹介しました。

本当にそう。
私達は目を背けているけど、

この人生には必ず終わりが来ます。
長短の違いはあっても、それは確実なのです。

この命は権利ではなく、贈り物。
したくないことをする暇はありません。

自分がしたいことをしましょう。

うまくいかないことも変える力が

あることを信じましょう。

そして、愛する人に愛をこめて

愛していると毎日言葉で伝えましょうね。


今日も生かされて見上げる空は

美しいです。



福岡県 古賀市

(新宮町・福津市・宗像市・福岡市近郊)
 
ヨガ・ピラティス・アロマ・メンタルケアの教室
YAROOM 納冨 康恵
 
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