「幸せな子」よりも「幸せになれる子」を育てよう~YAROOM通信№303~ | 福岡県古賀市 ヨガとアロマとメンタルケアの教室 YAROOM Blog

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          YAR00M通信     
  (NO.303)2020.1 .22



逆境が人を育てるのではない。
逆境でも順境でも
その環境の下でどう考えたか
どう行動したかが人生を決める。

     (アルベルト・シュバイツァー)


Amazonの「ほしいものリスト」を活用して
コロナ禍で困っている子供たちを
支援する人が

とても多いという話を聞きました。

どんな状況にあっても

助け合うことができる私達人間は素晴らしい。

しかし、気になる話もあります。

コロナが怖くて学校に行けない子供たちが
全国に増え続けているということ。
その場合は「自主欠席」として

欠席扱いにならないとということ。
1年間休んだとしても皆勤賞!?

でも、本当に、

子供が怖いと思っているのでしょうか。
もしかしたら、
大人が社会全体が

子供たちに

そう思わせているのではないでしょうか。

たまに家にいてTVをつけていると、
1日中、どの番組でも
コロナの件で怖くなるような

不安をあおるような内容ばかり。

これらの膨大な情報、

取捨選択をしないと大変なことになります。
全てを真に受けていたら、

一歩も外に出られません。
 

もし、私の子供がまだ小、中、高校生だったとしたら
コロナへの感染予防対策をしっかりとさせたうえで
「行って来~い。」と送り出すでしょう。
だって、学校に行くリスクは

コロナ以外にもたくさんあるのです。

怪我をするかもしれない。
友達とトラブルになるかもしれない。

それでも学校で人と関わりあいながら

成長できるメリットを選びます。

 

コロナに感染したらどうしようと不安に思うよりも
コロナに感染しても平気な心身を

作っていくことが大事だと教えます。

又、コロナ禍で収入が減り、
4月から大学生になる子に

奨学金をもらってもらわないといけない。 

子供に借金を背負わせるのは可哀そうだ。
政府になんとかしてもらいたい。
そんな意見もあるようです。

私自身もそうでしたが、私の子供も、
そして、教え子たちの多くも

大学では奨学金のお世話になっていました。

社会人になってそれを返金していくということも
働くことの1つのモチベーションになり、
決して悪いことではないと、私は思うのです。

「幸せな子」を育てるのではなく、
どんな境遇にあっても
「幸せになれる子」を育てたいと思います。

子供には何のリスクもなく、苦労もなく、
不自由のない生活を送らせたい。
でも、それは本当に幸せなのかなあと思うのです。

どんな境遇でも自らの力で乗り越え、
人生を切り拓いていく大人になるには
与えるだけ、守るだけではなく、
自立を促すことも大切だと思います。

人には様々な考え方があります。
だから、その人それぞれの選択で

オッケーだと思います。

しかし、冒頭にご紹介した

シュバイツァーの言葉にあるように
「その環境の下でどう考え、

どう行動したかが人生を決める。」ことを
肝に銘じておかなければと思います。



福岡県 古賀市
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ヨガ・ピラティス・アロマ・メンタルケアの教室
YAROOM 納冨 康恵
 
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