昨日は久々の上天気だったけど、たった一日だけと判っているからそれなりの感慨。

10月に入り今日は4日、あっという間に日は過ぎて行く。速いねほんとに・・・若いときは早く大人になりたいと思った時期もあった。

今はもう少し時よ緩やかなれと願う日々。

 結局、どの時代にあっても満足などしていなかったしそんな自分の未熟さを感じてしまう。今をもがきながら必死で生きてゆくしか方法がないんだと言うことを自分に言い聞かせる。

 

 昨日は、「介護予防ボランティア」の初仕事でお手伝いをしてきた。最近、包括支援センターが熱心にやっている「健脚運動日」という取り組みを支援するために体力測定をサポートする。そして体よく参加者増にも協力させられていると言うこと。

 昨日の、上天気は格好の稲刈りの日になったらしい。もうとっくに終わっていても良いはずなのに今年の秋の天候不順は、順調な稲刈りすらさせてもらえなかったらしい。

その為かどうか判らないが、参加予定者が17人も来られなかった事態に・・・来週も体力測定を実施する事になった。

私にも出席を問われたけど、私は地元で地域の茶の間の健康教室の設営ということなので地元でボランティア・・・お姉様方のために。

 

 今回の講座は今月から3ヶ月間で指定地区内の姉も来ていたけど、義兄は登山旅行と言うことで見えなかった。まあよく頑張る方だ、胃を半分も切除した方とは思えない健康ぶり・・・人と出かけてごちゃごちゃお喋りするのがお好きなんだろうね。

世間話が大好きな方だから。

そこへ行くと私はあまり好きでもないことに気が付く、他人がどうしたこうしたに興味が無い。大きな意味での世間話なら良いけど小さい世界は苦手である。そんな知識入れる隙間がないしね。

参加者の中には、末娘が世話になった保育園の園長先生、定年退職してからしばらく経っているけど久しぶりの再会であった。色々見知った顔ぶれもあった、一年上の方も見かけたが何故か急に顔が小さくなった感じがした小顔という意味ではなく・・・時の流れの早さも感じるね。

 

 大体からして、私がボランティア活動なんて誰が想像しただろうか。人は変われば変わるものだと自分ながらに思う。こんな境遇を自分なりに受け入れた心に感謝したい。私を熱心に引っ張り込もうとした行政の職員達、若い子達の掌の上で転がされて、それでもそうなるべく自分自身も活動してきた経緯がある。

区長になってからは地元の住人の問題を、解決すべく足繁く役所に通った。

 今年で私も任期4年目になる、誰でもなることが出来る立場ではあるが物事をどう解決するか、行政の人間とどの様に関わるかで、問題解決の方向は変わってゆく。焦らずムキにならず穏やかに一つ又一つと問題解決への歩みを進めれば良いことに気が付く、これは私の性格なのかも知れないが、結果的に行政の職員も何とかしてやりたいという使命感というか、問題に寄り添う気持ちを持ってくれる。それだけで私の勝ち・・・ん?特別勝った負けたの問題でも無いか。

 男性であろうと女性であろうと応対は変わらない目線を上げず、そして下げもせず人と人との穏やかな対話を続けて来た。お互いに出会えたことに感謝しながら。

出来ればこの立場をやめたいとも思う、やめた途端に今抱えている問題は私の問題でなくなるから、次の担当者を行政に登録した途端にである。

一方でせっかく築いた人間関係でもうちょっとチャレンジしたいなとも思う、何故なら少なからず心の中であーあと思いながらも、問題解決を楽しんでいるフリがある・・・人間心理って不思議なものだね。

 

見事に出世した若き日の彼等を思いながら、私の熱があるうちはもう少し頑張ってみようか。