キリフリ冒険塾、ぱりレポート | 本やりcafe

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今回のキリフリ冒険塾の流れを少し文字で説明します。

 

 

キリフリ冒険塾とは、

「共通のゴールに向かって歩く!」活動です。

 

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今回のその共通のゴールは、

「チーム全員で、稲荷川第10上流砂防堰堤で、

〇〇を叫び、15時00分に帰還する」

でした。

 

 

 

 

 

上の地図は遊歩道コースの案内ですが、

”稲荷川トレイル”には道はありません。

川の流れを辿って歩きます。

ダムが現れれば、

それを乗り越えるか、

右から迂回するか、左から迂回するか、

ちょっと戻って道を探すか

の決断を迫られます。

しかも、道なき道、急斜面、岩がゴツゴツ、草がボーボーな場所です。

もちろん、大人は指示命令はせずに見守ります。

さらに、そこに、15時までに帰還という条件までつきます。

 

子どもたちは考え、話し合い、決裂し、妥協し、折り合いをつけ、

そして、歩いていきます。

実際には、こんな綺麗事で済まされません。

ごちゃごちゃ、ぐちゃぐちゃだと思われます。

でも、

なんだか助け合うシーンや

楽しそうに一緒に遊びあうシーンもあります。

 

 

 

 

ではなぜ”歩く”のか?

それは、

「君たちはどう生きるか」の答えを探すためです。

 

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ただし、この問いはスケールが大きいので、

各回に小さな問いを出します。

活動の途中で封筒を開けると問いが出てきます。

 

今回の問いは、

「君らしさって何?」

でした。

歩きながら、休憩しながら、

プチ「こどもかいぎ」をします。

 

 

 

 

 

途中、雨が降ってきたり、

昼食をごろっとこぼしたりもしましたが、

無事に帰還。

 

「あそびのにわ」に戻って、着替えをしてから、

振り返りの時間=体験を対話する時間です。

 

今回の振り返りのお題はこれ!

 

写真を見てから、担任である、もなかとマイケルが

今回のチームではこんなことが起こっていたよ!とフィードバック。

 

そして、各自が紙に自分の考えを言葉にして、共有。

 

 

記録的意味も含めて、

”せっかく”なのでここでも共有します。

 

 

名言

「ロマンか、時間か」

「登るか下るか」

「しゃべりながら登る」

「とりあえず行こう」

「がけ登らんやつは人生9わりそん」

「元気がいっぱい」

「帰ったら殺す」

「こっちいこー」

「マイケル隠れた水」

「オレが持ってやるよー」

 

 

チームらしさ

「うるさいけどスイッチが入るとまじめ」

「ぼうげんをはくてきな」

「うるさいやつ〜しずかなやつおる」

「にしがき先生に言う」

「男子くちわるい 女子「どっちでもいい」言いながら

でもなんとなく皆が並んで歩いてる。」

「みんなで決める」

「水が少ねえぞ」

「おたまじゃくしが流れるぞ!」

「自由で協力できる」

「個人だけで動くのではなく他の人とだんけつしたこと」

「いろいろな個性を持ったチーム」

「面白くて個性的なチーム」

「個性的なチーム」

「個性的なチーム」

「個性爆発」

 

 

 

普段の生活では絶対に歩かない場所を歩いた”稲荷川トレイル”。

リアルに「冒険」です。

自分たちで選択して、決定して、

急な斜面を登ったり、川に足を突っ込みながら渡ったり。

こんな体験をしたら、つい名言を生み出したくなってしまいます!

地味な活動で、アトラクション的な楽しさだったり、

目に見える変化や成果はありませんが、

着実に力をつけているように思います。

歩く力、考える力、伝える力、折り合いをつける力・・・。

毎回来てくれている子たちは特に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンラインアルバムを更新しました。

アルバムのタイトル: キリフリ冒険塾
アルバムのURL: http://30d.jp/kirihuri/169
合い言葉: キリフリ冒険塾
 

 

次回は、前期最終回、最終チャレンジ、

「中禅寺湖一周」です。

 

晴れていれば、立派な男体山が色々な角度からどどーんと見れます。

ただし、ロングウォークです!

今から中禅寺湖1周に向けて、セルフトレーニングしたくなっちゃうはずです。

 

 

 

 

ということで、

最終回でも夕食のリクエスト、お待ちしております。