昨夜の「おとなかいぎ」は、
リアル会場に6人、
オンラインで最大10人が参加してくださいました。
遅い時間にも関わらずありがとうございました。
テーマは「ほめるとしかる」。
それぞれの持論が展開されるのもいいかなと思いながらも、
それでは、発表会になってしまうなぁと考えていたら、
初めて「おとなかいぎ」に参加してくださった方が
なかなか刺激的な話題提供を言ってくれたので、
そこから話を広げつつ、深めつつしていきました。
そして、
”ほめるとしかる”の本質についての対話へ。
それぞれの実体験から、
いろいろ話が出てきて、
いわゆる理想論にならずに、
リアルな深掘りができたかなと思います。
そうなんです。
こう言う話は、理論的な説明が必要なのもわかるんですが、
理屈では片付けられないものもある。
特に生活を共にしている家族、親子の間では。
〇〇という学者が、とか、
□□と言う本には、と言うのもわかるけど、
それはちょっと横に置いて、
自分自身がどう思っているか、どう感情が動くか、
と言うモヤモヤとワクワクがテーマを深掘りさせてくれて、
「おとなかいぎ」のおもしろみを抽出してくれます。
詳しい話は、その場だけの秘密なのでオープンにできませんが、
私の気づきはズバリ”価値観”でした。
”ほめるとしかる”は、
自分の「価値観」を伝えることであり、
押し付けることにもなり、見せるチャンスでもある。
と言うこと。
だから、自分の価値観というものを明確に言葉で持っていることが
結構、重要なのではないかなと思いました。
そして、その価値観は例え家族であっても夫婦であっても
全く同じということはない、という前提が必要。
あたりまえと言えばあたりまえですが、
そんなあたりまえのことをあらためて気づかせてもらいました。
ちなみに、
”ほめるとしかる”についての私の持論、キリフリの姿勢は・・・
別の記事で詳しく書きたいと思います。
いつも終わってから思うのは、
「おとなかいぎ」のような対話の場は
講師と受講者が最初から分かれている
「THE子育て講座」よりも数倍も学びにつながる気がします。
正解を求めない、喋る、聴く、返す。
感情を言葉にする。
そこから深掘りする。
気づきはそれぞれ違う。