映画『こどもかいぎ』上映会に続き、
「おとなかいぎ」を開催しました。
映画鑑賞の第一部が終わった段階で多くの方が変えられてしまいましたが、
それでも、
第二部には、46名もの方が参加してくださり、
「おとなかいぎ」を行うことができました。
今回は、丸いダンボールをテーブル&模造紙がわりに使った
「えんたくん」というツールを使いました。
その中心には、これです。
↓
話す、聴く、返す。
題して、「おとなかいぎサイクル」。
①話すこと:とりあえず、出す
わかりやすく簡潔に話せればそれはそれでいいのですが、
まとまってなくても、ちゃんとしてなくてもいい。
とにかく、言葉を自分の外に出してみるのもあり。
②聴くこと:まずは、受け取る
他者の話に自分の解釈を入れる前にまずはそのままを受け取る。
この人はこう考えてるんだーくらいに。
否定せずに、ジャッジせずに、保留する。
その前段階として、受け取る。
③返す:主語は、私
他者の話を聞いて感じたことを深掘りするときは、
〇〇だと、私は思う。という言い方。
この”おとなかいぎサイクル”を回しながら、
自分の中で湧き起こってくる「ワクワク」と
自分の中に渦巻いている「モヤモヤ」に意識を向けると
新たな気づきと自分との繋がりが見えてくる。
最初はシーンとしていた会場全体が、
開始後10分クリアでワイワイし始め、
20分もするとガヤガヤしていました。
いきなり「おとなかいぎサイクル」を回すことは
難しいかもしれませんが、
そのスタートラインに立てたように思います。
これを繰り返して、積み重ねていって、
スキルやコツ、マインドを身につけて、
「こどもかいぎ」の実践へと繋げていきたいです。
話して、聞いて、返す中で、学びがあったようです。
まさに、大人の学び。
オープンチャットで繋がっているので、
今回のおとなかいぎをやっての、モヤモヤ、ワクワクをシェアすることで、
学びを共有していきましょう。
さらに、それぞれの現場での実践したいけどできないモヤモヤ、
実践したいワクワクも共有していきましょう。
さらに、4月からハイブリッド「おとなかいぎ」を開設します。
オンラインでの参加がメインになりますが、
リアルでも参加できます。
実行委員メンバーの「おとなかいぎ」という対話に
参加していただいたり、聴くだけでの関わりもOKです。
「映画を観ただけで終わらせない」
自主上映会をやる上での行動哲学です。
気づきと繋がり。
行動と実践。
少しでも「おとなかいぎ」の仲間を増やしていくことが、
「こどもかいぎ」の実践に繋がり、
「こどもまんなか社会」への小さな一歩になることを信じて。