「対話」について | 本やりcafe

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頭の中を整理するのにとっても役に立つツールが

「マインドマップ」です。

見た目を受け入れられない人もいるかと思いますが、

使いこなせるようになるととっても便利です。

 

マインドマップを描くことで、

思考が見える化され、

それに刺激された自分自身の頭の中が活性化し、

さらにアイディアが湧いてきたり、

腑に落ちることに気づいたりします。

 

つまり、

頭の中で起きていることを紙に落とし込むことで、

自己対話が始まるのです。

しかも、なんだか、ポジティブな自己との対話になります。

 

私のマインドマップの師匠である内山雅人さんの著書に

「対話」の話が載っています。

ものすごく簡単に要約超訳します。

 

⚪︎と△という似ても似つかない形の考え方があり主張が対立する時に、

「対話」するには、

「⚪︎と△の両方を満たすものはないだろうか」

と考えることから始めます。

 

最初から勝敗や唯一の正解を求めないことが前提なので、

⚪︎も△もどちらも受け止める。ということが可能になります。

そうしてから、

全く違う視点を入れることで

互いの共通点を見出すことが可能になります。

 

さて、全く違う視点とは一体なんでしょう?

互いの共通点とはなんでしょう?

 

 

 

 

「対話」というあまり聞き慣れない言葉に最近はハマっています。

なぜなら、自分自身が「対話」が苦手だと自覚しているからです。

 

ついつい、正解を求めてしまう。

相手に対してではなく、自分に対して。

ついつい、主張を通してしまう。

共感ではなく、思い込みが強い。

ついつい、結論を急いでしまう。

だってじれったいんだもん!

 

 

 

『こどもかいぎ』という映画を観て、

というよりかは、

上映会の企画を通して、

だんだんと「対話」の可能性について気づいてきました。

そして、「対話」にはスキルも必要なこと。

さらに、そのスキルは体験的な要素が大きいこと。

それは、聴いてもらえている、話していいんだ、という感情的な部分。

家庭の中で、(夫婦の中で)、園や学校の中で、職場の中で、地域の中で、

つまりは、日常的な営みの中で、体験的に積み重ねられていく感情的なもの。

 

 

それをあえて、場を作ってやるのが

「こどもかいぎ」であり、「おとなかいぎ」です。

私のように苦手意識がある人には、

このようにあえて作られた「場」があることで、

習得していくものがあるように思います。

 

現在も月に一回、6人くらいで、

オンライン「おとなかいぎ」をやっています。

ただ話すだけ、にも関わらず、心地よい場になっていて

「対話」の学びの場になっています。

 

この居心地の良さと学びの喜びが原動力となって、

『こどもかいぎ』上映会&おとなかいぎの企画・準備を進めています。

 

 

 

さて、

⚪︎と△の話に戻りましょう。

全く違う視点とは一体なんでしょう?

互いの共通点とはなんでしょう?

 

 

 

 

⚪︎と△に◻︎という全く違う”視点”を入れてみたら

どんな共通点が見出せますか?

 

 

 

⚪︎△を立体といいう違う視点で眺めてみると・・・

 

円錐形になることに気づきます。

 

「本質は円錐だったのに、⚪︎派は下から見ていただけ、

△派は横から見ていただけ」ということに気づくのです。

 

違う視点を生み出す余白も大事。

そのためには自分の意見を話しつつ、

相手の話を聴き、受け止める余裕も大事。

 

 

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マインドマップは、自己との対話であり、

違う視点を生み出しやすいツールです。

この『天才のノート術』には、

実は若かりし頃の私も登場してきます・・・。

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