子ども達はわかっている。 | 本やりcafe

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いついつ日光がスタートした時から来てくれている

この二人も参加者としてで来れるのは今年度まで。

とっても成長し、大きくなりました。

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初参加当時は、

震災の影響がまだまだ続く中での参加。

いろいろなストレスや不安の中での参加。

それからずっと来てくれています。

「こんなことやったよねー」とか

「あの時、めっちゃびっくりしたんだけど」

などと思い出話ができるのが心地よいです。

そんな二人も

来年には「ボランティア」として

参加してほしいですね。

「ボランティアってさー、お金は払わなくてていいんでしょっ」

はい、その通り!

「ボランティアってさー、パンツを間違わないように教えてあげればいいんでしょ」

はい、その通り!

「ボランティアってさー、来た人に水をかければいいんでしょ」

はい、その通り!

 

ボランティアの「やること」は

コトバで表現できますが、

「あり方」を

コトバで説明するのはとっても難しいことです。

でもこの二人なら肌で感じていたことを

しっかり表現してくれそうな気がします。

(期待したいというだけかな?)

 

海外からのゲストが着た時の話。

参加者の子どもがイタリアから来た女性と卓球を始めました。

と言っても、

卓球台はなくテーブルを二つくっつけてやります。

ネットもありません。ラケットも小さいサイズ。

そんなイレギュラーな環境で遊びます。

イタリアからの女性は日本語が少し話せるので

「どういうルール?どうすれば勝ち?」と聞くと

「いいの、いいの、ルールはどうでもいいの、いついつだから」

と参加者の子どもが説明してくれました。

これだなぁと思った瞬間です。

「楽しむ」が目的で、

「点数」や「勝ち負け」ではないんです。

この感覚が「あり方」に繋がってくると思います。

子ども達はわかってるんですね。