※ これ以上先はマニアックな内容を含みます。
あくまで、個人の主観、経験によるものですのでご了承ください。
レベル4
ここでハーネスの登場。
やはり、安定感は半端ないです。
腰にも優しいし、ぶら下がれるし。
仕事の楽さが格段に上がります。
で、どれにする?
ってよく言われるんですが、
これも無責任に言える話じゃないからこまるんですよ。
予算、クオリティ、本気さで変わってきます。
ハーネスと言ってもいろいろあります。
僕もそんな知りません。
が、いうとしたら。
ブラックダイアモンドのモーメンタム。
がベーシックで万能かと。
でも、正直僕の一押しはこれではありません。
これが一押し。
6600円くらいでハーネスにブリッジとサイドDというランヤードをつけられるやつもあるという現実。
めっさ安い。
こんなんほぼタダやん!笑
ほかにもこんなんあったりしますが。
5500円くらいとかなり安いんですが。
ブリッジが少し安っぽい感じがあります。
ですので千円少したかいですけど。おすすめは最初のほうです。
僕も一つ買いましたが。
いいですよ~。
コスパエグイ!
ブリッジを試したいとかサイドDが欲しいとかになるとこれもかなり有力。
知り合いにいいハーネスない?と聞かれたらこれを教えてあげます。
すると、みんな買ってベタ褒めです。
腰が楽になったとか。作業しやすくなったとか。
これ以上は通販番組になりそうなんでやめときます。。。。
あっ!!でもアフィリエイトやってるから買ってねー。(笑)
買うならしっかりワンバンしてねー。
もちろん予算があれば、これですよ。
ダントツいいですよ。
でも、74000円です。定価は10万超え。
みんなに勧められるわけがないですからね~。
でも6000円なら試しに買ってみてもいいですからね。
ブリッジがあると体をねじったりしても窮屈にならないので枝先に行くことの多い造園業者には最適です。
正直普通のハーネスのビレイループやと写真のような体制になるとキツイです。
ロープが体にすっごい食い込む感じ。
ブリッジ方式やと支点が動いてくれるので、身体が動かしやすくなるしロープも邪魔にならない。
サイドDがあるとランヤードをこんな感じでまっすぐな木にもかけられるし、身体を安定させることもできるし。
応用力がすごいです。
もちろんこんな感じで使うには足にスパーがいりますが。
僕はブリッジにDMMのネクサス3というスイベルをやってますが、これだけでハーネスの倍の値段するという贅沢な組み合わせ。
ブリッジにおまけみたいについてる金具ですが。
よく、これは最初からついてんの?って聞かれます。
ハーネスの倍の値段しますよ!!
あの金具のほうが高いんですよ!
っていうとみんなめっちゃビビってます。
まじ、草生える。
これはロープがねじれたりするのを防ぐためスイベルという道具です。
普通のスイベルはくるくる回るだけではずせないんですが。
これは回るし、外せるしあっちにも動くしとまぁすごいスイベル。
しかも大きいからカラビナ2-3個つけれる。
そして、ブリッジ側にもつけれるとメリット多数の変態アイテム。
めっちゃ楽しくなりますよ。
ぜひ、人生に刺激が欲しいかたは、この変な金具もぜひお求めくださいませ。
ぼくも最近は楽しく日常使いしてます。
多分モーメンタムとこのハーネス両方買ったら、つかうのはこっちになると思います。笑
あっ!ドラクエの例えわすれてましたね。
これは、はがねのつるぎ
攻撃力 33。
個人的にはみんなここぐらいは準備してほしいですね。
どの立場で言ってんねんという感じですが。笑
もはや、蛇足感もエグイです。
ロープ何使うねん問題
デイジーチェーンは低い木や枝が多い木に使用できますが。
やはり、大きい木になってくると長さが足りません。
ロープを使用しましょう。
短いと木の先にロープをかけてしまうので危険です。
全然かけてる意味ないやんになります。
できるだけ上の太いところにロープをかけてしまえば、落ちるリスクはほぼなくなります。
ロープも難しいところです。
何使うねん問題です。
毎回この話になるとべしょう的OKゾーンを示せと言われます。
少し遠回りしながらロープを選んでいきます。
伸びるロープ(ダイナミックロープ)と伸びないロープ(スタティックロープ)
ツリークライミングは太めのロープ(11.5-13.0)で伸びないロープを使います。
ロッククライミングなどのロープは細め(10㎜以下)でダイナミックロープという伸びるロープです。
クライミングは、結構な高さから落ちるので伸びないロープやと衝撃で内臓がやられてしまうため伸ばして衝撃を逃がします。
伸び率は10-30%です。
10mなら1mから3mまで伸びます。
ぶら下がりながら作業するにはビヨンビヨンしてしまって作業しにくいです。
伸びないロープはスタティックロープといって伸び率は3%ぐらい。
10mで30㎝伸びないぐらい。
ぶら下がりながらの作業はこれを使います。
ビルメンテナンスの窓ふきとかもスタティックロープです。
まぁロープはそんな感じ。
ロープ選び
ツリークライミングのロープでスタティックロープと言っても、まじで色々あります。
ビルメンテナンスのロープは10-11㎜が多いので、基本ツリークライミングと太さが少し違いますが、こだわらなければ10-11㎜でもいけます。
しかし、後々の展開を考えると11.5以上がいいです。
ジグザグとかアキンボとかはこの辺の使用を推奨してますので。
で、アマゾンで良いロープを探すと。
このへんですね。
こんだけあれば十分な気がします。
ドレーナラインはトゥーフェルベルガーのロープで最高です。
僕も使ってますが。これを買えば後悔はないと思います。
後々も補欠に回ることはなさそうなロープ。
マーローのヴェガも使用中。これもいい。少し安め。
ペツルフロウ僕は持ってませんが、知り合いもがおすすめ、有名ツリークライミングyoutuber もお気に入りです。
信頼のペツルさんなので載せておきます。
あとロープメーカーで有名なのがトゥーフェルベルガー。
高いけどいいで有名なところ。
一番有名で良いのはタキオン。
初めて触ったときにびっくりしましたね。
こんな感触のロープがあるんやと。
万能ですが。少し高いのがネック。
1m1000円ぐらいします。
しかし、買ってしまったら最高です。
ちなみにツリークライミングで有名なロープ屋3つはトゥーフェルベルガー、サムソン、イエールです。
でもトゥーフェルベルガー以外あんま日本で売ってません。
価格も似たようなものか少し安いぐらいなのでそんな調べなくてもよいかも。
アウトドアショップKさんには他のメーカーもありますので一度ご覧ください。
アウトドアショップKさんのロープ一覧。
世界で使用されているロープがずらっと。
予算があるならこの一覧から選べば後悔もありません。
ロープの構造 ダブルブレイドとカーンマントル
スタティックロープにも2種類あります。
ダブルブレイドとカーンマントルです。
ダブルブレイドはプルージック用。DRT向きです。
カーンマントルはジグザグやアッセンダーなどの器具向きですね。
どちらかというとSRT向きですが。ジグザグなどはダブルにも対応してるので一概には言えないところもありますね。
drtはダブルロープテクニックで、要するに2本のロープをつなげて仕事するって感じです。
こっちのほうが安定します。
SRTはシングルロープテクニックの略で木の下にアンカーを取って1本のロープで仕事をします。
DRTは木の上にアンカーを取って2本のロープを使って仕事をします。
ダブルのほうが体が安定するので仕事がしやすいです。
ただロープが木の又で動き続けるので木やロープに傷がつくので、フリクションセーバーは必要になってきます。
バカでかい木やとフリクションセーバーの回収でトラブルが起こったりもするので、そうなったら大変です。
最初にロープだけで登るときにも、ダブルやと二倍登らないといけないので、SRTで登るのが主流です。
レスキューなどのことも考えるとSRTで登って、そのロープはそのままにしておいて、別途ダブルのロープを設置して仕事をするのが良いです。
SRTは梯子で登るときなんかも使えます。
梯子で登るけど下から上につくまで命綱ないやんていう時間があると思うんですが、SRTで下にロープつけて、ハーネスとつなげて梯子登って行って、いいころ合いでスリングを木に巻いてカラビナつけてロープに通していくとセルフビレイの出来上がり。
ご安全に!
ちなみにSRTはSRSと呼ばれるようになって、DRTはMRSになりつつある傾向です。
シングルロープテクニックがステイショナリーロープシステム。ダブルロープがムービングロープシステム?
ロープを主体のいい方から現象主体の言い方になったということ?
ちと英語が母国語でない私からしたら心からどうでもよい変化ですが。
いつまでもシングル、ダブルと言ってたら時代は令和だよって言われるので一応のせときます。
知ってるからな!
でも慣れへんから、まだまだ普通にシングルダブルいうからな!
指摘せんでもええからな!わかってるんやから。
分かってないのは名前が変わって何が変わるかというところ!
しかも、最近知ったばっかやから前から知ってました感だすと、東京いってすっかり標準語しゃべってる関西人みたいに裏切者と言われそうで怖いのもあります。
過半数がSRSと言い出してから、僕は動くよ~。
上の写真がカーンマントルです。ロープのカバーは織り込みで編んでますが、中のロープはまっすぐのロープが入ってます。
これがダブルブレイド。中のロープが編み込まれています。
そして、見た感じではわかりませんが、カバーが分厚い。
そのためプルージックが食い込んで効きやすくなります。
ちなみに僕が使ってるロープをちらっと紹介。
半分自慢。
でも、使ってる感じ見せないと説得力ないもんね。
ダブルブレイドは、トゥーフェルベルガーのタキオン。
カーンマントルはドレーナライン、Xスタティック、KM3、ペツル アクシスなど。
上の写真のドレーナラインはカラーリングはあんま好みじゃないですが、よいロープです。
でも、写真で見るより実物を見たほうがオレンジが効いてていい感じです。
柔らかいSRT用って感じでDRTにも使えるというのが納得。
最初に試しに買うならドレーナラインが個人的にはおすすめです。
アウトドアショップKさんにはオリジナル限定カラーのドレーナラインがあるという不思議。
あれもほしいです。あんま黄色は好きじゃない。
でもロープはすごいいいです。
と、ロープはいっぱいあるんですが、最近そんな大木しなくなったので、そんな使ってません。笑
km3とアクシスは11㎜なのでジグザグなどとの相性が完璧ではないので
ヒッチクライマーに使ったり、
グリヨンに使ったりしてます。
グリヨンに似たやつでグリグリがありますが。
あれはクライミングのビレイ用なので気を付けてください。
簡単に言うと、少し反応が遅いってことで。
まぁ、命を懸けるポイントとなると僕は気になります。
クライミングでもいろいろ事故があって改良されまくってますが。
2とかプラスとか改良品が出まくってる時点で。
。。。なんか事故あったんやな。
ってことですからね。
ディッセンダーにつかうのもなんか怖いです。
色々な話聞いて、べしょう的にはグリグリの使用はおすすめしていません。
使いたい人は使ってください。
お金をだしてちゃんとした使用用途のものを買ったほうが良いとは思います。
グリオンはなぜかロープとセットでしか販売されてません。
ビレイ用ですからね。
用途がちがうのよ。
危機意識持ってよね~と偉そうに言いますが。
とある人に言わせれば、あんなメーカーの怪しいハーネスよく使うな~。
っといわれたりもします。
危機意識って人それぞれですね!
それぞれの価値観で自分の許せる範囲でおきばりくださいませ。
Xスタティックの色は派手すぎですが、これは他にはないので気に入ってます。
今回もちょっと自分でうんざりしてきたので、このへんで、来月はもっとライトにいきます。
たぶん。