鋸×理論 | べしょうのブログ

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金物ライフ満喫中!!

鋸を試し引きしてたら、これって数値にできるんちゃうか?

なんて思いました。


まずは試し挽き。

何回できれるかを調べます。

ちなみに材料はキンモクセイ、1.5cm、スギ3.5cm.カシ4cm。

選んだ材料はその日切ったやつ。




これが切った回数。

カシは乾燥してて硬かったので一回だけやりました。

キンモクセイは8回〜18回。

スギは18〜36回引いたら切れたということ。

赤丸の数は後述します。



あんま見たことないですけど。

こんなんどうでしょ?




鋸の能力を測るにはやはり、一つの刃でどれだけ切ってるかと言う事を定義しないといけません。

その値をZとします。

鋸は一つの刃物にたくさんの刃がついています。

この下手な絵には7つの刃。

この刃数をYとすると。

一回鋸を引いた時に削れる面積がYZ。



これで一回引いたときの加工面積がでる。

これを何回か引くと切れて、




こんな感じ。。

引く回数をXとすると。




XYZ=切断面の面積となる。

コールドプレイてバンドのアルバムをを思い出すのはわたしだけ?



これを分解するとZ=切断面/XY

刃数と引いた数が分ればZ値がでて鋸の能力がわかる。



で、これの登場。

赤丸がZ値で0.11-0.56の差がある。

この辺の違いを考えると鋸に対して面白いことが考えられるんじゃないでしょうか?




Z値を大きくするには切り込み深さと長さを大きくしないといけない。

大きくすると、刃が大きくなり切り幅が増える。

そうなると、抵抗が増え切れ味が減る。刃数も減る。




やはり、鋸はそれの最適化が重要。

そのバランスを須藤鋸で考えてもらってこっちでバシバシ使って自分にあってる鋸の数値をさがすのがいいんじゃないか?

なんて思う。

まだまだ鋸の深さの底は見えへんなー。




もっと色々考えたりもしたんですが。

ややこしくなるので、やめときます。

鋸がまだまだ楽しいです。