たまに植木屋仲間と話す、命綱トーク。
高い木に登ることも多い植木屋には大切です。
ここ数年で、僕の命綱も変わりましたので少し書いときたいと思います。
詳しい人はもっと上のレベル行ってるでしょうが。。。
参考まで。
昔植木屋をやり始めて、初めて渡されたのは安全帯。
10m登って枝先にその安全帯をかけるというもの。
毎回これ意味ある?っておもってました。
バランス崩して落ちたらこれが支えてくれるか?
いや、絶対枝が折れる。
そもそも、身体をホールドしてくれないのでずーっとバランスをとらなあかんので、疲れる。
そういうときに、胴綱を使う訳ですが、これもいまいちですね。
一番好きじゃないのが結んで調節すると言うところ。
めんどくさい(笑)
あとベルトも卒業して、ハーネスに変えました。
腰への負担が減りました。
楽できるところは道具(お金)で解決していきます。
もう若くないので。(笑)
で、色々聞いてるとプルージックという結び方があると言うじゃないですか。
早速試しました。
これを使うと、簡単に紐の長さをワンタッチで調節できるようになります。
ロープは一応クライミングロープを使ってます。
長さは色々ありますが、3mぐらいのはず。
胴綱は基本二間半とかいいますが。
450は長い時ありますので、基本300と450は腰にぶら下げてます。
長いのは10mとか20mとか、30mとか50mとかも一応持ってますが、使っても僕の仕事では20mまでが多い気がします。
僕のお気に入りはこの結び。
プルージック。
10mmのロープに6mmのロープをプルージックで結びます。
まあ、紐の太さは好みがあるので、参考まで。
これで、結べば引っ張るととまる、手で動かせば動くという最高のアジャスターになってくるんです。
フリクションヒッチとかもいうらしいですが。。
あまりやると奥が深すぎて僕には理解不能の領域になるので辞めておきます。
あくまで、知ってる範囲、使ってる範囲で辞めときます。
プルージックの結び方動画。
超簡単。
少し元気がないのが気になりますが。
プルージックとは、、、
ループを対象物に巻きつけて摩擦抵抗によって固定する。
テンションをゆるめると結びの位置を移動することができる。
登山家のプルージック氏が考案したことからこの名がついた
この人天才ですね。
簡単に巻けるし。
機能的やし。
まぁ、代わりのものとして、色々あるんですが。
プルージックの良いところとして、ロープ代だけしか金がかからんというのが最高です。
アッセンダーを僕も何個か持ってますが。
まぁ、ロープ代で済むのにはかないませんな。
ロックテリクスのアッセンダーとか3000円で良いらしいです。
これは買いましたし、ロープにも優しいし植木屋向きですね。
個人的にはコングのダックとかも欲しいですが。
アマゾンで8640円。。。
まぁ、プルージックで良いか!!
ってなります。(笑)
というわけで、いのちづな孝でした。
もうちょい書こうかと思ってましたが、長くなるので、また気が向いたらパート2をやってみたいと思います。