米作り始まっています。今は育苗の真っ最中。この育苗に入る前にも、いろいろな工程があります。
まずは昨年から種籾として残しておいたものを、塩水選にかける。これはある濃度にした塩水に種籾を入れ、浮いている物を取り出し捨てる作業。浮いているのは十分に実りきれなかった物であり、強い苗を作れる見込みが薄いためである。続いて、熱処理。これは60度のお湯に10分ほど種籾を入れ、引き上げてすぐ雪水の中に入れて冷却する。これはばか苗病といった病原菌を殺す作業であり、普通は薬で処理するのだが、有機農法的にはこのやり方で行う。その後は3週間ほどかけて水漬けをするのだが、雪水から次第に温度を上げていく方法を私は行っている。次に芽出し。これはお風呂の残り湯を使い、2日ほどかけて、はと胸状に芽を揃えて出させる。後は種まきまで乾燥させておく。
まずは昨年から種籾として残しておいたものを、塩水選にかける。これはある濃度にした塩水に種籾を入れ、浮いている物を取り出し捨てる作業。浮いているのは十分に実りきれなかった物であり、強い苗を作れる見込みが薄いためである。続いて、熱処理。これは60度のお湯に10分ほど種籾を入れ、引き上げてすぐ雪水の中に入れて冷却する。これはばか苗病といった病原菌を殺す作業であり、普通は薬で処理するのだが、有機農法的にはこのやり方で行う。その後は3週間ほどかけて水漬けをするのだが、雪水から次第に温度を上げていく方法を私は行っている。次に芽出し。これはお風呂の残り湯を使い、2日ほどかけて、はと胸状に芽を揃えて出させる。後は種まきまで乾燥させておく。