ネットの記事で「かつては、商売のステータスだったアーケードの維持負担重く」という記事を見つけて、改めて新聞記事を確認しました。


柳ヶ瀬商店街のアーケードの存続が厳しくなっている記事で、商店街の事業委員長や商店主のインタビューも載っていました。


私も10年以上前から、県議会の一般質問で取り上げたり、商工労働部担当者に対して具体的な提案をしてきたことをブログでも取り上げてきた経緯もあり、記事を関心深く読ませていただきました。


県都岐阜市の顔ともいえる柳ヶ瀬の衰退は、街の魅力の低下にとどまらず、若者の県外流出につながると考えて、具体的な対策や提案をしてきました。


岐阜高島屋の撤退が決定して、ここまで来ると手遅れという感もありますが、商店街関係者と行政が、将来を見据えた取り組みを早く着手して欲しいと思いながら記事を読みました。


2012.3.5 一般質問準備


 

2014.5.20 柳ケ瀬アーケード


 

2015.9.7 イベント実現とアイデア


2017.11.25    柳ケ瀬商店街



 私が提案してきた具体策


・国体開催時、アーケード街をフードコート化する事で空き店舗活用の社会実験をしてはどうか?

・日本酒祭やワイン祭り、ビール祭の開催と県外からの誘客

・農業フェスティバルの開催を県庁周辺ではなく柳ヶ瀬開催にする

JR岐阜駅、名鉄岐阜駅と柳ヶ瀬を循環するバス路線の新設

・柳ヶ瀬商店街の地域的な圧縮、スケールダウンによる駐車場確保策

・歩行者専用道路の大幅な見直しの必要性

東西のメインストリートと南北の劇場通り以外は一方通行で歩道を確保しながら自動車の乗り入れを可能にする


こうした提案や具体策を模索して、岐阜中署の幹部や柳ヶ瀬商店街の役員さんと情報交換をしました。

最大の課題は、商店街の事業者の後継者がほとんどいない事、商店街組合組織が細かく分かれていて意見がまとまらない事などを感じていました。