県議会議員として活動してもうすぐ16年になりますが、基盤整備事業で最も力を入れてきた1つが、「都市計画道路岐阜鵜沼線の新規事業化」です。


この路線は、既に各務原市内で東海中央病院の北側が4車線化されており、岐阜市内で金町岩地線として既に4車線化されている岐阜県総合医療センターの北側の路線に繋がる道路です。


「いのちの道路」として、東西につながる計画の路線ですが、新境川を挟んでその中間の区間が未完成です。


1013日、岐阜県の副知事をはじめとする幹部職員による「新規公共事業計画委員会」で、新境川の新たな架橋を含む岐阜鵜沼線の1部(全体計画2、5Kmのうち700m)が、令和5年度新規事業箇所として承認されました。


各務原市西部の道路整備は、岐阜各務原ICから北へアクセスする日野岩地大野線、岐阜市街地から各務原を結ぶ金町岩地線、そして各務原市を背骨のように東西を貫く岐阜鵜沼線の3路線を各務原市と岐阜市そして岐阜県が役割分担して進められています。


この分担については、日野岩地大野線を岐阜県と各務原市が役割分担をして整備が進んだのを機として、岐阜市も含めた市境界の道路整備の役割分担へと発展しました。


10年以上前に、日野岩地大野線の整備について、各務原市の幹部や県の担当職員に個別に何度も面談して働きかけて、時間がかかりながらも苦労して実現した事を思い出します。




地域の皆さんが待望する渋滞緩和や利便性の向上を実現する事、安心・安全でより迅速な救急搬送を実現する事、岐阜鵜沼線の事業化と早期完成が、私の県議会議員としてのライフワークのひとつです。早期完成には、毎年少しでも多くの予算を確保していく事が不可欠であり、今までの経験と人脈を活かして、全力で取り組んでいきます。


事業化が決まった1013日は、妻の10年目の命日、県議会議員になる時から亡くなった今でも、支えてくれているのだなぁと感慨深いものがあります。