桜が満開に近づくシーズンは、歩く機会が多くなります。


お花見スポットが、自宅から歩いていけるのは有難い。昨日は花見ウォーキングしながら、いつもと違う駅で電車に乗りました。


各務原市では百十郎桜が有名ですが、私は学びの森の北側の桜のトンネルが好きです。

私の子供の頃は、岐阜大学農学部の敷地だった道で、小学校時代の通学路でした。



満開になっており、週末は凄い人出になりそうです。

駐車場も満車になるだろうし、渋滞が酷いことになりそうです。


電車利用をお勧めします。

最寄駅 名鉄各務原線市民公園前

    JR高山線 那加駅



百十郎桜(Wikipediaより)


市川百十郎は1931年(昭和6年)、一時故郷である岐阜県稲葉郡大島村(現在の岐阜県各務原市蘇原大島町)に戻り、村歌舞伎の村国座で公演を行なっている。この時同じ年に完成した境川放水路(現在の新境川)の工事で多くの人が亡くなった事を聞き、その供養にと1931年に1,000本、1932年(昭和7年)に200本の"吉野桜"を寄附した。この吉野桜は新境川の堤防に植樹され、後に"桜の名所"として地元の人々に親しまれるようになった。


しかし太平洋戦争による物資不足のため薪や炭にする目的で、桜の木は次々と伐採されてしまう。さらに終戦後も物資不足は続き、伐採が止まらなかったため、最終的に残ったのは、境川分岐点北端の山崎橋から南300メートルほどの数十本程度であった。そこで、既存の桜の南端から那加町まで、戦後早々に新しく苗木が植えられた。しかし、これらの若い木は1960年代ごろまでは花をつけなかった。


新境川が川ではなく放水路である事、現在の百十郎桜は戦後に植えもどされた事は、あまり知られていません。