レディースdayを使って観てきました。
大画面で映画を観るってことは、役者の息遣いも聴き取れるということを実感。
ニコールがどれくらいグレースに似せているかと期待していたけど、
ニコールは、細いし、キレイなんだけどきっつい顔してる。
グレースは穏やかでたおやかな表情、ちょっと違うなぁ~と感じたけど、
誰がこの役をやるか?!と自分に聞いてみると、これと言った人が思い浮かばない。
品格のあるニコールが適役かと思い直しました^^;
大まかなあらすじは、
王室に入って、
身の置き所のないケリーがハリウッドから
ヒッチコックの「マーニー」という映画出演のオファーがあり心を動かされる。
(マーニーは最初はグレースがやるはずだったんですね、知らなかった)
その情報が筒抜けになってしまうことから、王室内に裏切り者がいる、ということがわかる。
そのような状況で、フランスは植民地だったアルジェリアの独立戦争で、
戦費が必要となり、フランスの保護国のモナコにフランス企業に課税しフランスに支払うように要求。
従わなければモナコをフランス領にするという暴挙に出る。
信じられないような状況でケリーが取った行動は・・・・・と続くわけで・・・・。
女優を捨てて自分の居場所を認識し、葛藤しながらも、成長していくというお話。
夫婦のすれ違いがあったけど、ケリーに王妃としての覚悟が出来ていくうちに、
夫婦の絆が出来ていく。
小国(モナコ)といえども意地があることを、
ケリー夫妻は戦争ではない方法で世界に見せつけたんですね~~。
ニコールさんの「ペーパーボーイ・真夏の引力」(2012)では、
まぁ、途中から観始めたのもあったけど、この女優だれ?って思うくらい
ビッチな女を演じてて、最高!!でした。
知的エロではない、ゲスなエロ。
ニコールさんの映画を見尽くしているわけではないけど、コレには度肝を抜かれたので是非!!