

今日締め切りの資料をもって、ある大学へ行き、大学の先生とお話する機会があった
アメリカのどこかの大学で、講義にPCを持ち込むことが禁止されたという話を聞いた
PCを使ってノートをとる学生の成績が低下しているという統計が出たそう
理由はPCを操作することに夢中になって、深く考えることがなくなったということ
アナログで育ってきたエナジーにはひどくそのことが理解できて
思い出したことがあった
中学の頃、クラスの中に油谷さんというものすごく頭が良い女子がいた
彼女のノートを見ると、何が書いてあるのかさっぱりわからない
授業ノートは速記ノートと化していた
彼女は家に帰ってから速記を見ながら、別のノートに他人が見てもわかるようにまとめ直していた
彼女はノートをまとめることでその日の授業を再現していた
でないとノートをきれいにとることにとらわれ、授業が耳に入らないから
ワタシは油谷さんのマネをした、そしたら成績がグーンと上がった
成績がいいヤツラはたいていノートが汚かった
頭の中でノートをとっていた、手が行うことは二の次で
さて、話を戻すと・・・・・
PCに打ち込んだスケジュールがどうも頭に入らない
手でメモをしたものはすんなり頭に入ってる
デジタル時計を見ても数字だけが記憶されて、
あと何時間あるというような間を計ることが出来にくい
i-padなどの新しいツールは否定しないし、興味はあるけど、
どんどんそれらを取り入れていくと物理的に時間が足りなくなる
なぜならそれを使いこなせるようなアプリをそろえたくなる時間が必要とされるから
便利になっていくようで、実は時間に追われるようになっている
そして、温めて来た大事な感覚が失われていくような・・・・・喪失感も感じている
一杯一杯になって、破綻していくような、 気がするんだ
新しいモノがどんどん進出してくるようになって選び取る重要性を感じるようになった
アナログ感をしっかり身に着けているだけに
身体が何を欲しているのか、身体に忠実に見極めていかなきゃなぁ~って思った
他人と張り合ってはいけない
実家に帰るときは、PCはあえてもって帰らない
しばらくは解放感みたいな感覚にカラダが喜ぶ
でも、しばらくすると、何かが切れたように苦しくなって喘ぎ始める
離脱症状だ
満たされては飢える~~ その繰り返し
今はアナログからデジタルへ移行期なので、どちらかを選ぶことができるけど
そのうち選択ができない時代に成り切る
エナジーはカラダでその過渡期ってヤツを実感している
その頃、世界は・・・・・日本は・・・・・・???
そんな風に話を膨らませた1日だった おわり