出会った頃はいつも自信なさげで、
おろおろしてたカレ。
この土地に再び戻ってきて、どうやら転職に成功した模様。
自信がカラダからちらつくようになった。
ディーゼルのジーンズにホリスターのセーター、アバクロのジャケットを羽織、
ニット帽をかぶりながら鏡を見てるカレ。
「送っていくよ」とボソッと言った。
その後姿は今まで見たことのない逞しい立ち姿だった。
カレは男になっている、成長している。
とても嬉しくなった。
「ねぇ、かっこよくなったんじゃない?」とワタシは言った。
「オレは変わったんだ」とカレは照れながら言った。
1年間のブランクがあり、再びカレに逢い、この言葉を聞けたことが嬉しかった。
一人の男の成長の記録を見守り続けて、もうかれこれ4年になる。
でも、やばいぞ。
カレはモテ期の入口にいるのかもしれない・・・・。
心してかからなければ・・・・・(^_^.)