私は教員である。
名前をキヌガサという。
子供たちのため、そして!未来のために、私は教員としての道を選んだ。
それは、決して間違いではない。
今日は教員になったいきさつをお話しよう。
私には最愛の恋人がいた。
のり子さん…
私はあなたのことを、私はずっと信頼してきました…
あなたとのお付き合いの日々…
なのに、あなたは地元の議員の息子と結婚しましたね
どうして、どうして…
一通の手紙が私の元に届いたのはそのすぐ後。
「キヌガサさん、あなたはとてもいい人だったけれど、
…あなたは昭和のテクノロジーが生んだ幻のロボットなのよ!!」
なんてこった。ロボットだってことが、のり子さんにばれてたなんて…
信じられない。
「信じられなーい!!」(外国人の監督風に読んで下さい)
私は結婚式場に駆けつけた、もう一度、のり子さんにわかってもらうため、
人間以上のロボットだっていうことを!!
「のり子さん!のり子さん」
「あっ、結婚式が始まってるーの」
「相手の男性は少し老けてるーの」
「文金高島平ーの」
そして…
「…トツギーノ」
「………」
私は忌まわしい過去を捨てた。
もちろん、こんな世の中だ。過去の分別は忘れない。
そう、未来に生きる人間になるのだ!
正しい子供の未来のために。
普通の人が幸せに思える、そんな未来をつくりたい、ううう
つづく
次回、「荒くれ転校生はトラブルメーカー!?」
不定期連載なんで、気長にお待ちください。