映画『ウォーター・ボーイズ』で妻夫木聡さんが、竹中直人さんに言っていた、、
妻夫木「僕も、あんな風になりたいんです。どんなことだってします。どんなトレーニングにだって耐えます。このままじゃ俺、情けなくて…」
竹中「水中で自在に動き回ることは簡単なことじゃねえんだ。それができるようなるまでやれるか⁉︎⁉︎」
妻夫木「はい、、多分…」
竹中「多分っていうな‼︎…男なら、必ずやるって約束しろ‼︎‼︎」
…最初はわけがわからなかった。
なぜシンクロをやりたい男が、イルカショーをやってる人間に教えを乞うのかが。。
そしてその空回りしたような情熱に心打たれたことも、、全くわけがわからなかった。
…それでも、妻夫木さんはちゃんと竹中さんからシンクロをゼロから教わり、着々と成長し、、
本番の文化祭では素晴らしい演技で大盛況だった。
感動したけれど、、設定だけはほんとにわけがわからなかった。
…でも、今の私は1年半前に、気がついたら同じことをしていた。
お笑いでもっと上を目指していた私が、上口龍生さんというマジシャンに出会い、、
ステージ上での美しく素晴らしすぎるマジックを見て、そしてマジックをしながらも聞き手が笑いが止まらなくなるほどの⁉︎⁉︎爆笑トークの連発を聞いて、、
私は直感で思った。この人から学びたいって。
お笑いと、マジックを学びたいって。
それから1年半が経って、まだまだ未熟者だけれど、子供たちやお爺様お婆様たちに楽しんでもらえるパフォーマンスができるようになってきていた。
お笑いライブとかで、マジック道具という武器がなくても、以前よりイキイキと自信をもってネタをやっている自分がいた。
全ては、あのときのときめきがあったから。
なにがあっても全て、あのときのときめきから始まっていることを忘れない。
龍生さん、今年一年も大変お世話になりました。
また来年からもご指導ご鞭撻の方よろしくお願いします。