人には、永遠に成し遂げられないことも、永遠に取り返しのつかないこともある…
そう思うのは簡単だし、妥協することや諦めることは誰にだってできるけど…
自身の可能性、人そのものの可能性を信じ続けて最後まで諦めずに前進できる人間は、一体何人いるだろうか?…
たとえば、地球にいる全人類と一生涯のうちに出会うことなんて、不可能であり永遠に辿り着かない出口かもしれない。
それでも一生涯のうち、全ての国をかけめぐることは可能かもしれない。
ある友人は、本気であらゆる世界を駆け巡ろうとしていて、そこに向けて行動していて、一生懸命で、とても素敵だし心の底から応援したくなる。
だから、人が言う永遠の出口を求めて生きること以上に、エキサイティングで楽しいことはないのかもしれない。
昔でいえば、、
大坂城を創った豊臣秀吉のように。
江戸幕府を開いた徳川家康のように。
私の入り口は、10歳の頃にこの隅田川の向こう側にあるマンションからの引っ越しから始まった。
それまでは毎日、家族と友達と共に笑顔やお楽しみが絶えない日々だった。
そして私の辿り着く出口は、自分が行きたい全ての世界を見て、懐かしのこのマンションへ帰ること。
帰らなかったとしても、いつまでも勝どき橋が立派に存在し続け、、
いつまでもこの近辺の景色が、綺麗であり続けますように☆彡
素敵な小説からたくさんのことを考えさせてくださいました森 絵都さん、、ありがとうございます(^^)