やっぱり言葉だね | やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

Words&Communication Lab. WIP代表で日本語伝道師(ナレーター・日本語教師)の吉川雅子が日本語について感じることを発信していきます。言葉で伝えるもの、伝わるもの・・・常に敏感でありたいと思います。

あっという間に3月になり、もう10日

 

コロナウイルスの影響で、予定が変わったりすることも多いですが、こんな時だからこそ・・・

 

読書したりする方も多いようで、本屋さんでは売り上げが上がっているとか。

 

本屋好きの私としてはうれしい限り。

 

それにしても、このウイルスのことを伝えるにあたっても、伝え方によっては、注意喚起ではなく、不安をあおるだけになってしまっている報道などを目にすると、言葉って大切だな~と思うわけです。

 

そしてここでも音声の大切さ。

同じことを話すのでも、落ち着いた声でしっかりと伝えるように話してくれると、その内容をじっくり理解しようという気になる。

 

でも、不安定で、不安を感じさせるトーンで話すと内容はともかく、不安が伝わってくる。

 

文字だけではなく、音声で伝えることで、文字だけでは伝えきれないものを伝えられるんですよね。

 

そして、言葉の選び方によっても印象がものすごく変わる。

 

それには、知っている言葉の数が多いに越したことはない。選べるものが増えるから。

 

こんな時だからこそ、物語の世界に浸ってみるのもいいかもしれませんね。

読書に時間を使ってみてはいかがでしょうか。