仕事先のお客様である80代前半のマダムは、いつもたくさんの新刊に囲まれて暮らしています。
書評家なのかしら?と疑いたくなるほどのボリュームで羨ましい限りです。
少しは購入して出版業界に貢献を!と思うのですが、それよりまず、お金は日々のアレコレに消えてしまいます。
何せこの物価高です。
色々工夫しなければ、あっという間に予算は底をついてしまいます。
それなのに私、花は買うのです。
こちらは完全なる趣味の範疇。
月に550円とは言え、優先順位は決して高くありません。
あぁそれなのに、知ってしまった癒しは簡単には手放せない。
せめてもの償いとばかりに、前回買った分も、元気な物は枯れ落ちるまで飾り続けます。
21 塔山郁/甲の薬は乙の毒
22 千野隆司/鉞ばばあと孫娘賃金始末
23 辻村深月/ツナグ
24 レイモンド・チャンドラー/大いなる眠り
25 多良美智子/88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所
また今日も文庫を諦めて、せっせと公共施設へ足を運ぶのです。
税金しっかり払ってますので、しがない主婦をどうかお許しください。

