料理において"作り手=食べ手に喜んでもらいたいと考える"の図式を、信じて疑わずに生きてきました。
少なくとも私の周りにはそういう人が多いのですが、義母には該当しないようです。
二世帯で暮らし始めて14年半。
彼女は恐らく、私の好みなど全く知らないと思います。
それどころか、実の息子の嫌いなモノさえ把握していません。
寄越してくれるおかずの8割は、我々のクチに合いません。
時間とお金をかけて、求められていない食事を提供する…
こんな無駄があるでしょうか。
大きな束のセロリ(夫が苦手)・2パックのイチゴ(私があんまり)・お歳暮の残りのミートローフ(失礼ながら大して美味しくない)を親切顔で押しつけられました。
ふりかけにジャムにおかずにと、嫁、アレンジ頑張りました。
ニーズと違うから感謝されない→承認欲求が満たさない→貢献度をアピールする→鬱陶しがられる→躍起になる→ますます距離感ができる
義母、深みにハマってます。
そして今日も私は、ありがとうの言葉をカツアゲされるのです。



