10年前、主婦数人でランチ会をしました。
家にある不要品を持ち寄り、最後にプレゼント交換をしました。
中身は、もて余しアイテムとは思えないような物ばかりでした。
さて、私の元へやってきてくれたのは、キッチンバサミと1冊の文庫。
ハサミは購入しようと考えていた矢先だったので、とても有り難かったです。
本も嬉しかったのですが、手放しでは喜べませんでした。
それは時代小説だったのです。
嫌いだからではなく、むしろ好きだからこそ困ってしまったのです。
世の中には気になるタイトルが溢れているのに、このジャンルにまで手を出したらどうなることか!?
私に新しい世界を見せてくれ、沼へどっぷりハメてくれたAちゃん。
ありがとう、そしてちょっと恨んでます。
図書館であの日をふと思い出し、今回は時代小説祭りに挑戦してみました。
借り出しリスト
16 和田はつ子/花人始末 出会いはすみれ
17 谷津矢車/刀と算盤 馬律流青春雙六
18 山口恵以子/邪剣始末
19 山本巧次/大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ
20 ワタナベマキ/整える、調える。料理、掃除・片付けも少しずつ
読書をしながら何かモノを摘まむのが習慣になっています。
最近のお気に入りはナッツ&チーズです。

知らず知らず完食してしまうことのある、恐ろしい品です。
これを教えてくれたIちゃんのことも、ちょっとだけ恨んでいます。