ちゃんと名乗ってくれているのに、お寿司屋さんで注文した記憶はほぼゼロ。
なのに和菓子屋さんへ行くと俄然、魅力的に見えるのはなぜ?
ねぇ、いなり&巻き寿司!
全くもって、想像通りの味。
ホッとする。
ジャケ買いやパケ買いとはよく聞くけれど、ルックスに心を動かされることの少ない私には無縁の世界だと思っていた。
だけど、店そのものやご主人の佇まいには意欲を掻き立てられるような気がする。
それってつまり、外見が関係している。
私は"雰囲気買い"タイプ。
読書の記憶
49 東川篤哉/密室に向かって撃て! 舞台をしっかり想像しなければいけない場面多数。おバカキャラばかり出てくるのにすごく頭を使う。体力に余裕のある時に読むべし。
50 堀川アサコ/魔法使ひ 青森は怪しい何かを描くのに適している。北の独特な雰囲気はとても魅力的。せっかくの連作なのにメインキャラが定まっていないのが残念。
51 早見俊/目黒の鰻 家斉の時代をよく知らないのは、ある意味、世が落ち着いていた証。上様の任を得て張り切る捕物帖は、まるでヒーローショー。男ってホント単純!
52 原田マハ/デトロイト美術館の奇跡 ノンフィクションを思わせる説得力はさすが。通勤電車の中で何度も涙を堪えた。突き詰めれば、単なる行政破綻の話なんだけど…
53 林周作/世界の郷土菓子 なくても生きていけるけど甘いモノってやっぱり幸せ。素朴だからこそ長く愛される。世界を知りると、ますます和菓子が恋しくなる。
54 古い家ではじめた、新しい暮らし 好きな所で好きに生きる。ワクワクからのモヤモヤ。私は簡単に動けない。自分が恵まれた環境にいるってこと、ちゃんと理解してね。
