ある日の食卓‐28 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

13~40歳まで昼は弁当だった。

とにかくボリューム重視。

パンパンのごはんを覆い隠すように、濃い味のおかずを乗っけるのが常。

基本的に見た目は茶色のみ。

たまに外で買ってくると、プチトマトやブロッコリーなんかが隅っこにいたりしてイラッとさせられる。


メシが進まないモノは不要。


もしもランチメニューにアボカドが入ったポキ丼と魚オンリーの漬け丼があったとしたら、迷うことなく後者を選ぶ。

レタスたっぷりのタコライスと挽肉オンリーのそぼろ丼があったとしても、迷うことなく後者を選ぶ。


彩り野菜は別にして食べたらいいと思うし、私には断然、茶色が魅力的に感じる。

だから今夜もこうなる。

・チンゲン菜と玉子の中華炒め

・鯖の香草マヨネーズ焼き

・キャベツと豚肉のカレー

カレーなんか、もはやほとんど黒くなっちゃってるし…


チョコレートだって同じ。

やっぱり茶色は美味しい。



「茶色は旨味」

幼い頃からの母の教え。

あるいは、刷り込みという名の呪縛…