13~40歳まで昼は弁当だった。
とにかくボリューム重視。
パンパンのごはんを覆い隠すように、濃い味のおかずを乗っけるのが常。
基本的に見た目は茶色のみ。
たまに外で買ってくると、プチトマトやブロッコリーなんかが隅っこにいたりしてイラッとさせられる。
メシが進まないモノは不要。
もしもランチメニューにアボカドが入ったポキ丼と魚オンリーの漬け丼があったとしたら、迷うことなく後者を選ぶ。
レタスたっぷりのタコライスと挽肉オンリーのそぼろ丼があったとしても、迷うことなく後者を選ぶ。
彩り野菜は別にして食べたらいいと思うし、私には断然、茶色が魅力的に感じる。
だから今夜もこうなる。

・チンゲン菜と玉子の中華炒め
・鯖の香草マヨネーズ焼き
・キャベツと豚肉のカレー
カレーなんか、もはやほとんど黒くなっちゃってるし…

チョコレートだって同じ。
やっぱり茶色は美味しい。
「茶色は旨味」
幼い頃からの母の教え。
あるいは、刷り込みという名の呪縛…