読書メモ‐25 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

自分へのご褒美って何だよ!?と誰かがどこかで言っていた。

単なる甘やかしの言い訳に過ぎないと。

甘やかしてどこが悪い?

私はぜひとも、気の進まないことをした後にはお楽しみが欲しい。


先日、義父の四十九日が終わった。

納骨のために、わざわざ墓のある山梨へ行かねばならなかった。

好天の休日、周りは行楽客ばかり。

窮屈な喪服で汗をかき、もちろん渋滞に巻き込まれ、もたつく義母を見守り…

とにかく心から疲れた。


トイレ休憩に寄った石川パーキングで、せめてものご褒美を買い求める。

日野市にあるパン屋さんの商品らしい。

その名も、日野ふんわり。

見た目もネーミングも可愛らしい。


ご褒美スイーツなんて太るだけだと!?

散々食べたけど、体重1.5㎏減ったわ!



私のご褒美はストレスと引き換え。

爆発しないためにも、この習慣は継続させていただきます。




読書メモ

136 阿刀田高/ローマへ行こう 家族って何だろう。近い存在だけど元々はただの他人。だからこそ努力したり疑ったり支えたり。たまに過去を夢見てしんみりしたり。

137 奥田亜希子/ファミリー・レス どの話も3分の1を読んでオチがわかっちゃうんだけど、その分かりやすさが有り難い。家族って本当に何だろう。…私、疲れてる。

138 織田作之助/夫婦善哉 男に執着する女。方々で遊びながらも結局は女の所へ戻る男。夫婦の相性は不思議。不幸な出自をズラリ並べたような暗くて明るい短編集。

139 今井絵美子/忘れ扇 ザ・人情話。血は繋がらなくとも労りあう親子。血の繋がりはあっても心の通わない親子。何かの時には快く助けてもらえる人間でありたい。

140 太田和彦/風に吹かれて、旅の酒 掲載されている店を訪ねてみたくなる気持ち…わかる!テレビも同じく。このところ放送されている家呑みも、しみじみ魅力的。

141 小川糸/育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ わかるわかる!の共感がいっぱい。要するに、気持ち良く生きるには自分だけの物差しが大事ってこと。…ですよね?