自分へのご褒美って何だよ!?と誰かがどこかで言っていた。
単なる甘やかしの言い訳に過ぎないと。
甘やかしてどこが悪い?
私はぜひとも、気の進まないことをした後にはお楽しみが欲しい。
先日、義父の四十九日が終わった。
納骨のために、わざわざ墓のある山梨へ行かねばならなかった。
好天の休日、周りは行楽客ばかり。
窮屈な喪服で汗をかき、もちろん渋滞に巻き込まれ、もたつく義母を見守り…
とにかく心から疲れた。
トイレ休憩に寄った石川パーキングで、せめてものご褒美を買い求める。
その名も、日野ふんわり。
見た目もネーミングも可愛らしい。
ご褒美スイーツなんて太るだけだと!?
散々食べたけど、体重1.5㎏減ったわ!
私のご褒美はストレスと引き換え。
爆発しないためにも、この習慣は継続させていただきます。
読書メモ
136 阿刀田高/ローマへ行こう 家族って何だろう。近い存在だけど元々はただの他人。だからこそ努力したり疑ったり支えたり。たまに過去を夢見てしんみりしたり。
137 奥田亜希子/ファミリー・レス どの話も3分の1を読んでオチがわかっちゃうんだけど、その分かりやすさが有り難い。家族って本当に何だろう。…私、疲れてる。
138 織田作之助/夫婦善哉 男に執着する女。方々で遊びながらも結局は女の所へ戻る男。夫婦の相性は不思議。不幸な出自をズラリ並べたような暗くて明るい短編集。
139 今井絵美子/忘れ扇 ザ・人情話。血は繋がらなくとも労りあう親子。血の繋がりはあっても心の通わない親子。何かの時には快く助けてもらえる人間でありたい。
140 太田和彦/風に吹かれて、旅の酒 掲載されている店を訪ねてみたくなる気持ち…わかる!テレビも同じく。このところ放送されている家呑みも、しみじみ魅力的。
141 小川糸/育てて、紡ぐ。暮らしの根っこ わかるわかる!の共感がいっぱい。要するに、気持ち良く生きるには自分だけの物差しが大事ってこと。…ですよね?