私は、義理堅い。
一度信頼したらとことんどこまでも。
好きになったらとにかく永く付き合う。
ヒトもモノも。
無印良品のアパレル歴は、気がつけば早くも四半世紀。
何枚ボーダーを買ったことか。
何枚シャツを買ったことか。
UVカットの羽織りを探して出かけたはずが、セールに鼻息を荒くしてまたもシャツを連れ帰ってしまう。
お気に入りインナーの設定価格が見直され、500円以上もお得になっていて思わず連れ帰ってしまう。
間違いない着心地、間違いないセレクト。
愛用し続ける→パターン(サイズ・素材感)が分かる→迷わない=滞在時間10分
私は義理堅く賢い。
そう思っていたのは自分だけ。
近しい人はそれを、成長しない面倒くさがり屋と言う。
付き合いの永い人ってのは考えもの。
理解が深すぎる。
読書メモ
106 津村記久子/エヴリシング・フロウズ 裏表紙のあらすじを読んでアドベンチャーかと思ったら、じわじわゆったりの成長物語だった。中3のふわふわした甘酸っぱい時期。
107 チェスタトン/木曜日だった男 不思議の国のアリスと例える人が多いよう。私にはルパン三世に思えたんだけど。倫理観と理想論、現実と夢が交錯する冒険物語…たぶん。
108 筒井ともみ/食べる女 誰しも食べずには生きられない。少しでも美味しく楽しく幸せにと工夫できる人は素敵。食への向き合い方と人間関係の在り方は似ている気がする。
109 天童荒太/ムーンナイト・ダイバー ヒューマンストーリーと記載されてるのに、ホラーに急展開するはず!と構えたままラストへ。十分に入り込めず勿体なかった。
110 高殿円/主君 名前は知ってるのに、ちっとも知らなかった武将の人間ドラマ。不器用な正直者ほど応援したくなるのは、自分にはない生き様に憧れているから。
111 手作り健康食品 つくづくカラダは食べ物から作られていると思う。湿気と暑さによる不調。ほんの少しバランスに気をつけるだけで変わってくる。
