ある日の食卓‐20 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

家庭での調理回数はコロナのせいでグッと増え、面倒に感じる日が少なくない。

自炊する人からは、簡単なメニューに走りがちという話が聞こえる。

みなクチを揃えて言うのが「肉はラク」。

おっしゃる通り。

手間は魚の比にならない。


揚げ物は大変と反論されるかもしれないが、ココはひとつ考えてみてほしい。

トンカツなら衣をつけて油に落とすだけ。

でもアジフライなら、内臓処理から始めなければならない。


このところ、私もラクな肉へ流されがちだったかもしれない。

笑う&食べるしか癒しがないのに、なぜ大切なお楽しみを、自らの手で半減させようとしていたのか。

大して忙しいわけでもないのに。


自戒の献立
・マグロふりかけ
・炙りシメサバ
・タコとじゃがいも煮
・長ネギと長芋ソテー
マグロは血合いを掃除、タコは塩揉みしてぬめり取り。
やらなくたって食べられるけど、きっと仕上がりは良くなったはず。
サバは魚屋さんにお任せしたけど。

きちんとやった感で何だかスッキリ。
料理なんてしょせんは自己満足の世界。
気持ちがさっぱりして美味しくいただけたんなら、言うことナシ!