料理好き&上手な70代ご婦人。
素敵な人生の先輩なのだけれど、いかんせん持っている情報が古すぎる。
米を必死に水洗いする、改良品種野菜のアクを抜く、煮物を冷まして味入れするetc.
良かれと思ってしたことに、旨味を栄養を時間を奪われている。
クチコミを読みまくる50代男性。
慎重に確実にという熱意は認めるけれど、いかんせん時間がかかりすぎる。
新作のスペックを学ぶ、買った後の暮らしを想像する、購入店舗を調べるetc.
良かれと思ってしたことで、頭が心が身体が疲弊している。
どちらの気持ちもわかるが、少し冷ややかな目で見てしまう。
50代男性、いや、つきのわさん。
何でもかんでも悩みすぎよ?
もっと気楽に決めていいのよ?

ここに辿り着くまで本当に長かった。
しばらくはこの洗濯槽クリーナーで落ち着きますように!
アップデート…あまりにされないのも問題だけど、あまりにされすぎるのも問題。
更新はほどほどに。
読書メモ
100 柴田よしき/草原のコック・オー・ヴァン 仕事に一途な主人公。不器用さを魅力にしているが、自己主張が強すぎて居心地が悪い。料理が美味しそうだから…まぁいっか。
101 坂井希久子/ふんわり穴子天 想像力、工夫、手間…道具も食材も今の方が断然多いのに、昔の献立にはとても敵わないと思う。江戸時代のレシピを夕餉の参考にする。
102 獅子文六/断髪女中 愉快なショートショート。逞しく面白い戦後。つくづく生まれてくる時代を間違えたと感じる。せめて大正か明治、願わくば江戸を生きてみたかった。
103 酒井順子/忘れる女、忘れられる女 みんなモヤモヤしてるのか?子ナシ夫婦の私…楽しいし楽しそうと言われる。コツは他人を気にしないこと。幸せの匙加減は自分次第。
104 東海林さだお/B級グルメで世界一周 丸かじりシリーズ総集編。どれも読んでいるはずなのに、全てで笑ってしまう。気取らないおじさんは…今や立派なおじいちゃん。
105 島マルシェ! あぁ、魅惑の世界。新鮮で美味しい魚と野菜を求めて、いつか必ずどこかへ移住してやる!もう東京はお腹いっぱい。心の底から、早くどこかへ行きたい。