10歳で包丁を握るようになってから、早くも30余年が経ちます。
料理は好きでも得意でもありませんが、それなりに経験は積んできました。
その内、ちょっとしたこだわりのようなモノが生まれてきました。
出汁をひいた鰹節や昆布は、そのまま汁物の具材のひとつにします。
余すところなく食べ切れる上に、ボリュームも出て一石二鳥なのです。
カツ等を作る時に、卵と小麦粉は使わずマヨネーズを塗ってパン粉をつけます。
下味の塩分を減らせる上に、ふっくら仕上がる気がするのです。
・水菜とナッツのヨーグルトサラダ
・トマト煮込みハンバーグ
・おろしソースの鯵ソテー
ハンバーグにつなぎは入れません。
その方が肉の味を楽しめると思うのです。
こだわりって都合の良い言葉です。
いかにも明確な狙いがあって、あえてしたという感じがします。
私の場合、全ては手を抜くための方便だというのに…
北海道産の乳製品を使用している、美味しくて安心なアイスです。
正直に言いましょう。
ビッグサイズにしたのは、イチイチ買いに行くのが面倒だからです。
この30年で身に付いたのは、料理のスキルではなく上手な言い訳の見つけ方でした。

