入浴が趣味だったのは遥か昔のコト。
仕事から帰ると14時近く。
ランチだの洗濯だの介護の手伝いだのとしていたら、あっという間に夕方。
今度は夕飯の仕度が始まり、あれこれしてたらすぐに21時。
翌日の出勤と己の体力を考えれば、一刻も早くベッドにもぐり込みたいところ。
湯船に浸かろうという気持ちも、そもそも掃除をする元気もない。
"時短"の概念に興味はないものの、手間が省けるなら有り難い。
しばらくシャンプーのみの生活だったから、ここらでちょいと潤いチャージ。
さっさとシャワータイムを済ませ、とっとと布団をかぶる。
考えてみれば、せっかく特注でバスタブを作ってもらったというのに勿体ない話。
たまには気力を振り絞って、湯船につかるとしようかな。
読書メモ
64 三津田信三/怪談のテープ起こし オチのない笑いには殺意さえ覚えるけど、ラストがモヤモヤしているホラーはむしろ怖い。想像力を逞しくしすぎて、夜中に目覚めてドキドキしてしまった。
65 森絵都/気分上々 作者さん、学生の描き方からして地方出身の方かと思ったら、まさかの東京生まれでビックリ。世代的なことなのかしら?ひしひし伝わるバブル感にはついついニヤけてしまう。
66 森晶麿/葬偽屋は弔わない 個性的な登場人物だらけ。近所が舞台になっているから、色々な絵が浮かんできて楽しい。ただ、表紙のイラストに違和感アリ。セレナの前髪とパンプス…絶対こんなんじゃない!
67 松田青子/スタッキング可能 日常の不平不満はもはや仕方ない。小さな何かに対して戦える人ってスゴイ。その力を別のところで使えばいいのにと思う。受け入れることは決して負けではない。
68 みうらじゅん/ひみつのダイアリー 頭脳はおっさん、見た目はおばさん、その名は還暦漫画家。いくつになってもエロに貪欲。こんな人が叔父さんだったら楽しいだろうなぁ。あくまでも遠い親戚で…
69 松本理恵/山小屋ごはん 年々憧れが強くなる。山のエリアにはきっと住めないけど、大自然や大地の味覚にはグッとくるモノがある。普通のメニューが、非日常のシチュエーションで何倍も旨くなる。
