読書メモ‐12 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

入浴が趣味だったのは遥か昔のコト。


仕事から帰ると14時近く。

ランチだの洗濯だの介護の手伝いだのとしていたら、あっという間に夕方。

今度は夕飯の仕度が始まり、あれこれしてたらすぐに21時。

翌日の出勤と己の体力を考えれば、一刻も早くベッドにもぐり込みたいところ。

湯船に浸かろうという気持ちも、そもそも掃除をする元気もない。


"時短"の概念に興味はないものの、手間が省けるなら有り難い。
しばらくシャンプーのみの生活だったから、ここらでちょいと潤いチャージ。
さっさとシャワータイムを済ませ、とっとと布団をかぶる。


考えてみれば、せっかく特注でバスタブを作ってもらったというのに勿体ない話。
たまには気力を振り絞って、湯船につかるとしようかな。



読書メモ

64 三津田信三/怪談のテープ起こし オチのない笑いには殺意さえ覚えるけど、ラストがモヤモヤしているホラーはむしろ怖い。想像力を逞しくしすぎて、夜中に目覚めてドキドキしてしまった。

65 森絵都/気分上々 作者さん、学生の描き方からして地方出身の方かと思ったら、まさかの東京生まれでビックリ。世代的なことなのかしら?ひしひし伝わるバブル感にはついついニヤけてしまう。

66 森晶麿/葬偽屋は弔わない 個性的な登場人物だらけ。近所が舞台になっているから、色々な絵が浮かんできて楽しい。ただ、表紙のイラストに違和感アリ。セレナの前髪とパンプス…絶対こんなんじゃない!

67 松田青子/スタッキング可能 日常の不平不満はもはや仕方ない。小さな何かに対して戦える人ってスゴイ。その力を別のところで使えばいいのにと思う。受け入れることは決して負けではない。

68 みうらじゅん/ひみつのダイアリー 頭脳はおっさん、見た目はおばさん、その名は還暦漫画家。いくつになってもエロに貪欲。こんな人が叔父さんだったら楽しいだろうなぁ。あくまでも遠い親戚で…

69 松本理恵/山小屋ごはん 年々憧れが強くなる。山のエリアにはきっと住めないけど、大自然や大地の味覚にはグッとくるモノがある。普通のメニューが、非日常のシチュエーションで何倍も旨くなる。