心の友Iちゃんとは33年の付き合い。
どんなに遠く離れていても、誕生日のやり取りだけはしてきた。
学生の頃は贈り物1本勝負。
サンリオグッズに始まり、年齢が上がれば化粧品やら小物やらとシャレてみたり。
社会に出てからは体験を贈る形に変更。
着付け体験、笠間焼陶芸体験、さくらんぼ狩り、桃狩り、各種エステetc.
お互い家族の状況も変わってきたので、ここ数年はバースデー当日に自宅へ何かしら届け、日を改めてランチをご馳走するというスタイルが定着していた。
ところがコロナのせいで、そんな些細なお楽しみさえも叶わず。
それぞれの誕生月の頃はちょっとしたら終息するだろうと、若干軽い気持ちでいた。
"近い内に会おう"はどんどん延期され、今年は結局ギフトを配送したっきり。
密かに、宙に浮いたランチ代はクリスマスプレゼントに充てようと計画していたら、Iちゃんからのサプライズ。
悔しいけど嬉しい。
ありがとうありがとう!
一緒にいる時間が長すぎたのか、いつの間にか色々なところが似てきている。
思考までぴったり合うとは…
あぁ、早く顔を見て話したい。
本の備忘録
116 恒川光太郎/スタープレイヤー 現実世界から逃げたくなるほどのツライ体験って何だろう。たとえどんな場所だろうが、それぞれに心地良い場所が見つかればいい。
117 高殿円/上流階級 富久丸百貨店外商部Ⅱ 外商が花形だった時代も遠い昔。よく裏側を調べてあるけど実情はこんなもんじゃない。金持ちがブランド好きなんてのも古い話。
118 田中啓文/宇宙探偵ノーグレイ SFは苦手。リアリストだから、目にしたモノじゃないと妄想力を発揮できない。だけどおバカ要素が入ってくると話は変わる。
