ゆるゆる温活便り 34通目 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

長梅雨の出遅れを取り戻すかのように、暴力的な陽射しを浴びせてくれた8月。
コロナに加えて、熱中症や脱水症状の危険にも晒される日々。
夜になっても一向に気温は下がらず、エアコンは何日もつけっぱなし。

気力が奪われて、何もしたくない。
動かないから、代謝が落ちる。
そのくせ、快適な環境に身を置いているから食欲だけはちゃんとある。
でも、キッチンに立つのはツライ。
思考ぐるぐる。

火の側にいる時間をなるべく減らしたい。
工夫次第で、省略・短縮できる工程はいくつもある。
問題はベースとなるダシ。
我が家はベジブロスを採用してるので、どうしたってスタートから30分は必要になる。
そこへ、昆布だ鰹節だのとやっていけば、汁物を作るだけで1時間近くかかってしまう。

ラクしたい!
でも、味のランクは落としたくない!
あぁ、何てワガママ!

自分のことながら、食への執着には度々困らされる。
だけど世の中よく出来たもんで、私に近しい人も皆、おしなべて食いしん坊。
類は友を呼ぶ。
食道楽の周りには、美味しいモノが集まる。

ちょっとした贈り物に出汁は最適。
何やら気になるパッケージを見つけると、連れて帰りたくなる。
そして、誰かにあげる、誰かから貰う。

これなら罪悪感が生じるどころか、逆にリッチな気分になれる。
少しラクができるかと思いきや、せっかく素敵なヤツを使うんだから!と、どうも張り切ってしまう。
結局、いつもと同じ手間と時間…

我が貧乏性には、ほとほと呆れる。