日常で見聞きするほとんどが、芸人さんの番組です。
もしも全く笑いを摂取できない日があったら、あたしはすっかり覇気をなくしてしまうでしょう。
お笑いにどっぷりハマったのは高校生の時。
寝てる間を惜しんで、好きな芸人さんのテレビ・ラジオをチェックする生活が何年も続きました。
結婚するまでは、定期的に生のお笑いにも触れていました。
もはや暮らしの一部、いえ、大半です。
必要不可欠なのです。
そして今、多きな喪失感に襲われています。
少し前に、友人がお笑いライブのチケットを取ってくれたと書きました(ブックリスト36の回参照)。
何を隠そう、それはナイツの独演会だったのです。
ネタの構成・トークテーマ・観客いじり等を想像して、アレコレ話すこと3カ月。
あまりにもワクワクして、途中から行くのが怖くなったほどです。
友人と共に、開演4時間前から会場近くの喫茶店でスタンバイ。
やたら大声で話していたのが、急に黙り込んでため息をついたり…
情緒不安定なティータイムを過ごしました。
想いが強すぎると、人はおかしな行動をとってしまうモノなのですね。
幸せなひとときでした。
もう今年のビッグイベントは終わりです。
これ以上のことは起こりません。
寂しい…とにかく淋しい。
今後は何を楽しみに生きていけばいいんでしょうか。
お笑いの世界は本当に罪深いです。
あたしを夢見心地にさせたかと思えば、絶望の淵に追いやる。
だけど、絶対に離れることはできません。
これまでもこれからも、彼らに一喜一憂させられながら生きていくのです。
まだ完全には立ち直れないまま、来年のライブ情報を検索する日々。
年明けには寄席へ出かけて、久しぶりに落語を嗜もうかと考えています。
シネマビューイングにも行ってみたいです。
妄想がふくらみます。
少し、元気が出てきました。

