12月23日、曇り時々雨 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

どうも、動物に好かれるタチらしい。

誰彼構わず吠えまくる近所の犬。
あたしには大人しく尻尾を振ってくれて、飼い主さんに驚かれた。
家族以外には一切興味を示さない猫。
あたしの足元でゴロゴロしてるのを見て、友人にスゴイスゴイを連発された。
実家で飼っている亀。
冬眠モードだったのに、あたしが帰った途端に水槽の中でバッシャバッシャの大興奮。

ただし、ひたすらなつかれるだけで、行動理由や意図はさっぱり分からない。
毛・汚れ・匂い等をつけられるばかりで、1銭にもならない。
もしあたしに何らかの能力があれば、シッターかトレーナー、はたまたセラピストにでもなれたんだろうけど。

彼らの気持ちは測れないが、ある程度の知能を持つ動物なら、話せば通じると考えている。
例えばカラス。
我が家の物干しスペースに、フンを落とさないようお願いしたことがある。
その後被害は全く無くなり、うちの周りを飛んでいる姿すら見かけていない。
あるいは、猫。
物置を寝床にしているのを発見して、場所を変えてくれるよう頼んだことがある。
移動してくれただけでなく、仲間達にも近づかないよう伝えてくれた様子。

たとえ動物相手でも、あたしはきちんと声に出してしっかり話しかける。
バカみたい?気持ち悪い?
まぁ、そうでしょう。
でも確かに効果があったんだから、その辺は結果オーライ。

代々、江の島に住む猫達を見守る役割を与えられた家族の話。
じんわり人情にふれられる、素敵なお話。

何となくでも意志疎通ができて、地域の人々からも認められている。
一方通行のあたしとは大違い。
羨ましい、憧れる。


開き直ってますます動物と喋ってやろうと思ったのに、みんな言うこと聞いてうちから離れてくれたから、話しかける相手がいない…