5月31日、曇り | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

キャラクターが立っているのも良し悪しって話。

見た目のインパクトで思い込みをされて、本質が伝わらないことがある。
知ってるつもりが、実際にはわかっていなかった。
有名キャラこそ、ストーリーそっちのけで勝手なイメージを植え付けられてしまいがち。


もしキャラクターパーティーなんてモノが行われたら、きっとこんな感じ。

金太郎さんって熊退治する人じゃないの!?
普段は、薪割ったり木を伐ったりしてるよ。
あ~、それで鉞持ってるんだ!
ばあさんと2人、慎ましく暮らしてるよぅ。
意外~!自由気ままな独り暮らしかと思ってた。服とか個性的だし!
おいおい、バカにしてるだろ!俺、実在する系のちゃんとした人よ!?
マジで!?ファンキ~!

ハッピーエンドで元の大きさに戻ったんじゃなかったっけ、親指姫ちゃん!?
あたし?産まれも育ちも小さいままだよ?
魔法で小さくされてたんだと思ってた~!
違う違う。だからカエルやらモグラに誘拐されたり、強制結婚させられたりしそうになったんだよ。
うわぁ、波乱万丈ー!!
でも今は王子に嫁いで幸せに暮らしてるよ~。

猪八戒と沙悟浄って、孫悟空の子分なわけじゃないんだ?
やめろよー、ただの仲間だよー!
じゃ、3人でつるんでるところに孫悟空の彼女の三蔵法師が入ってる、みたいな?
いやいやいや、付き合ってねーよ!っつーか、あの人俺達の師匠だし。
そうなの?でも楽しそうでいいよね!
遊んでねーよ、修行してんだよ!!

※全てちゃんこーまいの思い込みです。パーティーはクラブのノリになっています。


どれも改めて本を読んでみたら、オリジナルストーリーにしていた部分がかなりあってビックリ。
キャラクター設定なんか、主人公以外はめちゃくちゃだったし。
猪八戒にいたっては、カッパっぽいって印象しかなかった。
面白い発想をする人は、目の付け所も新鮮。
埋もれがちな脇役にスポットを当てて、掘り下げて想像の輪を広げる。
こんな楽しみ方もたったんだ。
愛すべきサブキャラがいるからこそ、メインって光輝くんだな。


くれぐれも勝手なキャラ設定は、ノンフィクションの世界だけにしておきましょう。
実在の人物に当てはめてしまうと、相手を戸惑わせてしまいますからね。

みなさん、パッと見の雰囲気であたしをヨガインストラクターと決めつけるのは止めてください。
すごくリアクションに困ります。