リスト30:美容品 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

たくさんの自然に囲まれた片田舎で、人目も気にせず泥んこになってはしゃいでいた小学生時代。
反抗期とほんの少しのオシャレ心に目覚め、はき違えた個性を大いに発揮していた中学生時代。


そしてひょんなことから、いわゆるお嬢様学校といわれる女子高に入学してしまったちゃんこーまい。
勝手気ままに過ごしてきた時代は一変。
入学早々、風紀検査という訳のわからない洗礼を受けることになりました。

だけど、どんなに高い授業料も、女の子達の欲望を止めることはできません。

流行に最も敏感なお年頃。
ブーム真っ盛りのポケベルは絶対手放せないし、一歩学校を離れればルーズソックスに履き替えたいし…
化粧だってしたいし、髪も染めてみたい。
※あたしは若干発想がズレていたようで、上記の流行には全くもって乗れずにいました。

コギャル全盛期だったあの時代。
規律を守るためには、やれ持ち物だの制服だのと、チェックされたのは仕方なかったのかもしれません。
でも検査って、そういう風紀の乱れを正すことが目的でしょう?

だからこそ、納得いかなかったのが頭髪検査。
校則違反の茶髪・パーマを責められるならしょうがない。
でもあたしのは、どっからどうみても癖毛だったでしょう!
わざわざあんなダサい髪型、お金出してやってもらうと思いましたか、先生?

あんな屈辱的な時間は後にも先にもなかった。
だって、ただの体質ですよ?
それをみんなの前でじろじろ確認されて、何が"よし!"だ!?
癖毛証明ってなんだ!?


文句のつけようがないくらい楽しい女子高ライフだったけれど、アレだけは心の闇となりました。

そして高校を卒業して以降現在に至るまで、あたしは常に癖毛と戦い続けているのです。

そんな闇の時代からできる限りの協力をしてくれた、我がスタイリストさん。
彼との付き合いも、はや20年。

癖毛も隠れ白髪も知り尽くすオトコ。
そんな頼れるオトコのオススメがコレ。

ウクワ・モイスチャープルーフトリートメント、100g・¥1800(税抜)

自分をよく理解しくれている人がいることの有り難さ。
たまに思い出したかのように連絡してくる友人なんかより、よっぽど大事です。
髪なんて言ったら、毎日のことですからね。

こいつは、しっかりあたしの悩みに応えてくれる心強い味方です。
裏面には"水分をしっかり補修し、扱いやすい髪に仕上げます"との記載あり。
表記に偽りなし!


ありがとう、美容師さん。
ありがとう、技術の進歩。

半年もご無沙汰してたこと、心からお詫び申し上げます。
年内に必ずもう一度、出来たらもう一度…
なるべくもう一度、行けたらと思ってます。