あなたの「おもい」は見えていますか?「おもい」を「見える化」すること

で、先が見えてきますよ。打つ手が明らかになってきます。メモとマップと

○△□(の経営)で、あなたの会社をよくすることが、私の願いです。


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【○△□の経営・1日1語 130702】

 すべては、あなたへのお役立ちのために!メモとマップと○△□
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029●センガイの○△□・その2


『仙厓の○△□』(中山 喜一朗著 弦書房)という本があります。

禅の世界では有名な仙厓(センガイ)について書かれています。

仙厓の書は多量にありますが、

中でも「○△□乃書」は奇書として有名な書です。

それゆえ、本書のタイトルにも使われています。

この本の中、第6章に「○△□を料理する」があり、

○△□の解説がこと細かに記されています。

その文章の中から、これは、と思う部分を抜粋してご紹介したいと思います。

今回は、その第2回目です。


・かつて辻唯雄氏は、この作品に対して
 「あれは仙厓の看板みたいなものだからな」と筆者に言われたことがある。


・鈴木(大拙)氏のユニバース説からすると、
 絶対無の○から一の△、そして多の□へ移ろい行く宇宙の自然の姿、
 つまり、時間のごく自然な流れが、この図の自然な見え方に一致する。
 また、逆に描くことによって、時間を逆行し、
絶対無にたどり着こうとする仙厓の姿、禅の立場も同時に表されることになる。
だから一番ぴったりくる。


・図形が重なってることや濃淡を一番に重視すれば、泉氏の神道・儒教・仏教説が
 最有力である。東嶺円慈の「神儒仏三法合図」では、○△□は同心円上に
 重ねられていた。それを横にずらしたのが仙厓の「○△□」であるということが
 できるからである。


・繰り返すが、この図には説明がない。
 だから見る者はかならず手探り状態に陥る。


・いったい、何がわかるのか、というのではない。
 わかる対象は何でもよいのである。
 だから極端にいえば「○△□」でも「□△○」でもいい。
 「○×△」でもいいのだ。
 つまり、「わかる」ということがわかるか、という問いである。
 ここまでくると、まったくの禅問答である。
 公案と言ってもいい。

 しかも、悟りを開かせるための公案ではない。レベルが違う。
 「わかる」というのを「悟る」に置き換えてみればいい。
 あくまでも「わかった」と一度は思った人間が、
 「わかった」ということ自体に疑問をもつのだ。
 「わからない」、つまり悟っていない人間には、
この問いかけは無用の長物である。


(つづく)



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【 感性論哲学・日々の言葉 2013/07/02 (火)】


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人間が人間を生きるとは、

身体性として与えられた人間への可能性と能力を

最大に生かす事によって、

その可能性を現実性に変えていく努力とプロセスを意味し、

人間性への体系を究極の所まで実現しつくして、

常に真実の世界に住む人間らしい人間になる事を目的とするものである。


(『新しい思想・感性論哲学の世界』127Pより)


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【 ドラッカーの金言・・・『ドラッカー365の金言』より 07/02(火)】


[事業の定義と時代の変化]


経営環境、使命、中核的能力のそれぞれが

現実に適合しなければならない。


(『未来への決断』)


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【 松下幸之助 成功の金言365 より  07/02(火)】


[私の責任]


長たるものは、その判断をあたって、

最終的には自分一人の責任においてこれをしなければなりません。

・・・「それは私の責任です」ということが

言い切れてこそ、責任者たりうるのです。


(『社員心得帖』)


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【一日遅れの「易経一日一言」(竹村亜希子著・致知出版社)より】

~帝王学の書~7月1日の『易経一日一言』(致知出版社)

☆「機」を自在に用いる☆


天に先立ちて天違(たが)わず、天に後れて天の時を奉ず。
しかるをいわんや人においてをや。
                    (文言伝)

私心なく物事を客観視するならば、時の兆しを観て、
先立って行動しても、天の時とぴったり順応する。
また時に後れても天の理に従い行えば、道を外れない。
天の時さえ違わないならば、人はいうまでもなくその行いに従う。

「天の時」は、分かりやすくたとえると春夏秋冬の循環のこと。
易経は四時(春夏秋冬)をよく見て、それに習い、従いなさいと繰り返し説く。
人生にも物事にも、天の時、天の理に従ったしかるべき順序がある。
 
しかし、人は欲や私情によって、物事の順序、情理を見失いがちである。
何か問題が起きた時、壁にぶつかった時には、
冬に種を蒔くようなことをしていないか、
夏が終わろうというのに、まだ伸びようとしていないか、
しかるべき順序に従っていたかどうかを考えてみることだ。

それができてはじめて、
「機」をみ、「機」を自在に用いることができる。

※「機」は「機」仕掛けの鍵、時、秘密、大切なものごと、
  また、精巧な仕組みの大事な「つぼ」とか「勘どころ」をいう。


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