経営をつくる日々の言葉


新年明けましておめでとうございます。


一年365日毎日やるのがスジだろうと思いながら

しっかり年末年始のお休みをいただきました。


ステップメールを使えば、その問題は片づけられるかな、

と思いながら、今年はどうしたものかと、考えてしまいました。


まさに、本当に新しい時代の始まりの年というように感じます。

この年のための20年だったのでしょう。


今年は変わるべくして変わる年です。

世界も、アジアも、日本も、当社も、私も。

そういう年であり、すでにタネはまかれており、

芽が出始めている時だと感じるものです。


感性論哲学、ドラッカー、易経の三者参照は、

できる限り続けていくつもりです。


書き出す内容は同じかもしれませんが、

その時に感じるものは、都度違うものでしょうし、

その中に「私」の成長を見出すとともに、

「あなた」の成長を感じ取っていただければと思います。


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★感性論哲学、ドラッカー、そして易経をコラボして行くと

 そこに何が見えてくるのでしょうか?
 
 一つの宇宙、天というものを

 角度を変えて見ているような気がしてなりません。

 それを見たくて、感じたくて、ブログしています。

 よろしかったら、あなたもお付き合いしてくれませんか。


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【 感性論哲学・日々の言葉 2013/01/07(月)】


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感性は意識的に感じようとしているのではなく、


むしろ感性そのものが


すでに無意識的に感じる作用そのものなのである。


(『新しい思想・感性論哲学の世界』74Pより。)



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【 ドラッカーの金言 01/07(月) 】


資産の保全こそ、マネジメントの責務である。


(『明日を支配するもの』)


参考までに、6日分を列記しておきます。

01/01・・・組織の精神はトップから生まれる。(『マネジメント』)

01/02・・・重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。
      (『断絶の時代』)

01/03・・・二葉の草を育てるものこそ人類の福祉に貢献するものである。
      (『現代の経営』)

01/04・・・あらゆる組織が活動の評価尺度を必要とする。(『断絶の時代』)

01/05・・・死臭を防ぐことほど手間のかかる無意味なことはない。
      (『経営者の条件』)

01/06・・・まだ行っていなかったとして、
      今これを始めるかを問わなければならない。(『明日を支配するもの』)


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【一日遅れの「易経一日一言」(竹村亜希子著・致知出版社)より】


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とても重要な内容なので、1日分から、コピペさせていただきます。


~帝王学の書~1月1日の『易経一日一言』(致知出版社)

☆元亨利貞☆

乾(けん)は元(おお)いに亨(とお)りて
          貞(ただ)しきに利(よ)ろし。
                  (乾為天)

「乾(けん)」は偉大なる天の働きであり、天道を司る根元をいう。

「元(げん)」は物事の始まり、元旦の元である。
ここを初めとして万物が生じる。

「亨(こう)」は通る、通じる。
生じた万物が育っていくということ。

「利(り)」は収穫、実り。
万物が育っていけば、必ず実りがある。

「貞(てい)」は正しい。
実りが正しいものであれば、それは堅く守られていく。

http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/201301010000/

「元亨利貞(げんこうりてい)」は、
乾の働きに従って正しく行なうならば万事順調に進むことを教えている。
これは易経の教えの根幹である。

また、これはそれぞれ春夏秋冬にあてられる。
春に生じたものが、夏に大きく育つ。
秋に豊作となり、実る。実ったものが固くなって、
やがて落ちて大地に還元される。

この無窮に繰り返す変化の原理原則が「元亨利貞(げんこうりてい)」。
これを「常態」といい、物事の成就の道を示している。
一方、原理原則に外れるものは「変態」であり、中途挫折の道となる。
「元亨利貞(げんこうりてい)」は、
原理原則に従う大切さを教えているのである。


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~帝王学の書~1月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆すべては「仁」に始まる☆

元(げん)は善の長なり。
君子は仁を体(たい)すればもって人に長たるに足り
              (文言伝)

「元(げん)」は万物の始まり。
春夏秋冬にあてはめると「春」。
すべてが始まり、芽吹いていく時期である。

人間の道徳にあてはめると「仁」。
慈しむ心こそが善の長たるものである。
思いやり、慈しみをもって育てる。

そこには私心がなく、何も見返りを求めようとしない。
これを仁愛の精神という。

http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/201301020000/


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~帝王学の書~1月3日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆調和の要となる「礼」☆

亨(こう)は嘉(か)の会なり。
会を嘉(か)すればもって礼に合するに足り
             (文言伝)

「亨(こう)」は大いに伸びること。
季節でいえば百花草木が勢いよく生長する「夏」。

また、「嘉(か)」は悦び、「会」は集まる。
人や物事が集まり、豊かに伸び栄えて行く。
皆が悦ぶように物事を進めれば、
個と全体がうまく調和し、社会が治まっていく。

「礼」というと礼儀作法が頭に浮ぶが、それは小さな解釈。
大きくは社会をまとめる情理・筋道、
具体的には法律・秩序・制度などを表す言葉である。

http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/20130103


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~帝王学の書~1月4日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆「義」が「利」を生む☆

利は義の和なり。
物を利すればもって義を和するに足り
           (文言伝)

「利」は実りの時。
春夏秋冬では「秋」。
「利」には刀で刈る、利益などの意味もあるように、
秋の刈り入れは実だけを収穫し、あとのものは切り捨ててしまう。

これは私情・私欲を厳しく断ち切って宜しき実りを得ることを指す。
人間の道徳にあてはめれば「義」である。

易経の教える「利」とは、
「義」が人間社会の和を保って行われることをいっている。

http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/201301040


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~帝王学の書~1月5日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆物事の根幹にある「知」☆

貞(てい)は事(こと)の幹(かん)なり。
貞固(ていこ)なればもって事に幹たるに足る。
                 (文言伝)

「貞(てい)」は堅固、成就などの意味がある。
季節では「冬」。
土壌の滋養する時で、内面が充実していく時期。
人の道徳でいうと「知」。
知恵、知識は物事の根幹になる。

始まり(元)、成長(亨)、実り(利)、成就(貞)の循環が
万物に通じる易経の「四徳」で、これが「常態」。
この道を踏み外し、一足飛びに進もうとすると
必ず中途で挫折することになる。

http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/201301050000/


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~帝王学の書~1月6日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆天は尊(たか)く、地は卑(ひく)く☆

天は尊(たか)く、地は卑(ひく)くして乾坤(けんこん)定まる
                    (繋辞上伝)

易経は宇宙の情態を象(かたど)って作られている。
 
天は地の上にあって高く、地は天の下に低くあって天の気を受け、万物を養う。

この天地のあり方から乾坤(けんこん)の根本が定まる。

「乾」は「天」、陰陽の「陽」であり、能動的な性質を持つ。
「坤」は「地」、陰陽の「陰」にあたり、受動的な性質を持つ。

この根本に従い、高くあるもの、低くあるものが
それぞれの働きを全うすれば、宇宙のみならず、人間社会も安定してくる。

http://plaza.rakuten.co.jp/anotamatebako2/diary/201301060000/


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【私なりの気づき・学び・おもいつき 130107】


『易経』も、『ドラッカー』も、


元日は、それに相応しい始まりの言葉を紹介してくれています。


それにしても、すごいですね。


改めて、古典の奥の深さ、ドラッカーさんの見識の広さ等に感心させられます。


それと「感性論哲学」を関連づけることの営みが


また始まります。


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