前回の時は、右股関節の痛みと左肩の痛みで通院されていた、6回の治療で全て良くなり、しばらく来院されていなかった。
(ちなみに4年前は全く違う治療法で、構造と機能に注目した治療ではなかった。)
今回は、座位、立位時の両膝の痛み(特に右膝)。逆に運動中は痛みは全く無い。あとは軽度の肩こりだ。
4年前なら、どんな方法で痛みを取るかを考えて治療していただろう。
現在は、構造(姿勢)と機能(関節可動域と筋力)しか注目いないので、症状には一切囚われない。
この患者さんは、治療前の検査で姿勢の崩れによる左右股関節の可動域低下(特に右側)、右下肢の筋力低下が顕著に出ていた。
前回の右股関節の痛みもこれで納得だ。
治療では膝も股関節も一切触らずに、原因を治す。
この患者さんは一番の原因になっているのは○だった。
治療後の再検査では、股関節の可動域も筋力もバッチリ正常になり、姿勢も写真の通り改善した。
最短最速で治すためには、治療だけでなく、患者さんの協力が必要だ。
身体が回復するのは、○○の時である。
その場で痛みが取れたとか、ラクになったとか、患者さんが喜んでくれるのは嬉しいが、そこは全く注目していない。
ご縁に感謝し、最善を尽くします!
