みなさん、こんにちは。
お元気ですか?

3年間、日本語レッスンを  受けていた Eさんが、
去年の夏、アメリカに 帰りました。
でも、日本人の婚約者( こんやくしゃ  fiancee  )は、
ビザ( visa  )が取れなくて、Eさんと いっしょに 
アメリカに 行くことが できませんでした。 
……彼女は、1年以上 待って ようやく ビザを取ることが できて、
やっと アメリカに 行けることに なりました。
そして、9月22日、二人はアーカンソーで 
小さな 結婚式(けっこんしき)を あげた( hold a wedding )そうです。
おめでとう。よかったね、E さんと N さん。
やっぱり、愛の力( あいのちから  the power of love )は強い(つよい)ですね!!

さて、みなさんに質問(しつもん)します。
「日本人は、親切ですか?」


たぶん、
「はい」と 答える(こたえる)人が 多いと 思いますが、
本当は、
「『はい』 と 『いいえ』です」と 答えたい人も
いるかもしれません。


日本人は 親切な人が 多いけれど、
もちろん、親切じゃない人も います。
これは、どこの国でも 同じですよね。


「親切な人が います。でも、親切じゃない人も います」と
言いたいときは、 
「親切な人 いる、親切じゃない人 います」と 
言うことができます。


何かを 聞かれて、
「はい。でも、ときどき 『いいえ』 です」と 答えたい時や、
「○○です。でも、ときどき ××です」と
言いたい時は、
「○○も ~し、××も ~」 を 使ってください。


たとえば……
私は今、ねこを 10匹(ぴき)  飼って(かって←飼う  keep one as a pet )いますが、  
それを 聞いた人は、
「ねこを 10匹も 飼っているんですか?  大変( hard job )でしょう?」と 言うので、
私は、
「そうですね。大変な時 ある、おもしろい時 ありますよ」と  言います。


それから、
私の主人は  とても 料理が上手です。
いつもは、私が 料理を 作りますが、
主人が 早く 帰ってきたときは、主人が 料理を 作ります。
このことを、
「私が 料理を 作る時 ある、主人が(料理を)作る時 あります」と
言うことが できますよね


○○も ~し、××も ~」は、他にも、
 ①「明日の飲み会( のみかい get-together )、誰(だれ)が 行くの?」
  「山田さん 行く、ゆきちゃん 行くよ」
 ②「子供の時、何に なりたかった?」
  「先生に なりたかった、漫画家(まんがか cartoonist )に なりたかったな」
 ③「どんな 音楽が 好き?」
  「クラシック( classical music ) 好きだ、ボサノヴァ( bossa nova ) 好きだ
      ファド( fado ) 好きだよ」
 ④「先月、トルコ( Turkey )に 行ったんだって?」
   「うん。イスタンブールに 行った、カッパドキアに 行った
   ヴァン湖( Lake Van )に 行ったんだ。すごく  楽しかったよ」
というように、 同じことを ならべて言う時 にも 使います。


いつも、「○○と ××と」だけでは つまらないから、
これからは、「○○も ~し、××も ~」を 使ってみてくださいね。

そうしたら、私 うれしい、あなた うれしくなる と思いますよ。

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それでは またね !!


先週、高校の時の友だち 3人と
7年ぶりに( for the first time in 7 years )会いました。
(でも、私が 25才という わけでは ありません。もちろん!)
みんな、あいかわらず( as ever )元気で、おしゃべりが とまりません。
「みんな、本当に 高校の時と、変わらないよね」と、 
おたがいに 言い合いましたが、
……そんな ばかな( No way,   Far from it ) !!

さて、今回は  「~てくれる」の 2回目です。
第7回の 「『~てくれる』の中には、何が ある?」では、
「『~てくれる』の中には、『ありがとう』 の 気持ちが 入っている」 と いうことを
勉強しましたね。
(まだ  読んでいない人は、始めに、第7回を  読んでくださいね)


今回は、「~てくれる」 を 使って、
人に 何かを  たのむ( request )言い方を 見てみましょう。

たとえば、ペンを  貸して(かして)ほしい時に、
  ① ペンを  貸して いただけませんか。
  ② ペンを  貸して くださいませんか。
  ③ ペンを  貸して くれませんか。
  ④ ペンを  貸して ください。
  ⑤ ペンを  貸して。
  ⑥ ペンを  貸して くれ。
  ⑦ ペンを  貸せ。
など、いろいろな 言い方が  あります。
①が 一番 ていねいで、⑦は  乱暴(らんぼう rude )です。

 

実際には(じっさいには actually )、
  「申し訳(もうしわけ)ありませんが、ペンを  貸して いただけませんか」
       I'm sorry( to bother you ), but would you mind lending me your pen?
とか、
  「おい、ペン、貸せよ」
              Hey, lend me your pen.
という 使い方を します。
               ※ 話すときには、「を」 という 助詞(じょし particle )を
                  省略(しょうりゃく omit )することが 多いです
 

とても かんたんなことを  たのむ時は、
「ペン、貸して」でも  いいです。
でも、
「1000円、貸して」 と 言われたら、
私は、「ちょっと  いやだな。貸したくないな」 と  思うかもしれません。

友だちや 家族(かぞく)に、何かを たのむとき、
とても いい 言い方が  あるんです。
私も、毎日、何十回も 使っています。
それは……


「~てくれる()?」です。
             ※かならず  文の最後は ↗ rising intonationで!!
                                    これは とても 大切な ポイントです。


「1000円、貸して」は、いやだけれど、
「1000円、貸してくれる」 と 言われたら、
「いいよ」 と 言うでしょう。


それは、「~てくれる」 の中には、
「ごめんね。大変かもしれないけれど / 忙しいかもしれないけれど、
私のために  ~してください。いいですか?」
と いう、
「ごめんなさい」 の 気持ちや、
思いやり( consideration )の 気持
が 入っているから なのです。


だから、たとえば、
   ひっこし( moving )を  手伝う(てつだう help )
   新しい パソコン(PC)の 使い方を  教える
   私が 旅行(りょこう)をしている間 1週間  ねこの 世話をする
                                  (せわをする  take care of ~)
   私の母を  病院に  車で 送る
   1人で  10人分の 料理を  作る
   コピー( photocopy )を  100枚  とる
など、大変なことを たのむときに、
「悪いけど、~てくれる
         ※ この場合の 「悪い」 は bad, wrong ではなくて、
           「ごめんなさい」 の意味で、
           Ⅰ'm sorry to trouble you, but ~  という意味です

「ごめんね。~してくれる」 と 言ってみてください。


すると、たのまれた人は、
本当は、「~したくなかった」けれど、
「~してもいいよ」 に  変わるかもしれません。

なぜなら、「~てくれる」 は、
その中に、思いやりの気持ちが入っているので、
言われた人も、少し、いい気持ちになるからです。

だから、 
新しく 友だちになった人には、
「メルアド(メールアドレス mail address )、 教えてくれる」と 言ってみましょう。
そして、
日本人と結婚(けっこん)している人は、
パートナーに、
「悪いけど、お皿(さら dishes )洗ってくれる
「今日、犬の散歩(さんぽ)、行ってくれる
「ごめん、スーパーで ビール、買ってきてくれる」 と、
どんどん( one  after  another ) 使ってみましょう。

何と言っても( as you know )、
「~てくれる」は、
NOを YESに 変える(かもしれない)  魔法(まほう magic )の ことばなんですから。


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それでは また!!


   

あるとき、私が 日本語を教えている学生が、
「今朝(けさ)、ねこが カエル( frog )を 持ってきてくれました」
と 言いました。
「今日の朝、ねこが どこかで カエルを つかまえた(つかまえる  catch )。
そして、ねこが そのカエルを その学生の家に 持ってきた」 ということです。
文法は、まちがっていません。
でも、何かが おかしい( odd, errorneous )のです。
どこが おかしいのか、わかりますか。


ここで ちょっと、「くれる」の 復習(ふくしゅう review )を しましょう。
「あげる」 「もらう」 「くれる」 の中で、
みなさんが まちがえやすいのは、「くれる」ですよね。
日本語が 上手な人でも、
「『あげる』 『もらう』 は、わかりやすいけれど、
くれる』は、よく わからないので、あまり 使わない」
という人が 多いと 思います。

くれる」は、いつも 目的語(もくてきご object )が、
「私に」に なります。
( Someone gives something TO ME.)
(「山田さんが 私の子供に 本を くれました」というときも ありますが、
95%ぐらいは、「私に」です)
いつも 目的語が、「私に」なので、
ふつうは、省略(しょうりゃく omit )します。

それでは、次の文を 読んでください。
  ① リサさんが 私に フランス語を 教えました。
  ② リサさんが(私に) フランス語を 教えてくれました。
①と②は、何が ちがうのでしょうか。

①の場合、
「私は フランス語を 勉強したくないのに、
リサさんが 無理に( by force ) 私に フランス語を 教えた」ように 聞こえます。
でも、②の場合、
「(私が フランス語を 勉強したかったので) 親切なことに( be kind enough to do )、
 リサさんは、私に フランス語を 教えました。私は うれしかったです」という意味に なります。

 

だから、
「ねこが カエルを 持ってきてくれました」という文は、
「親切なことに、ねこが 私のために、カエルを 持ってきてくれました。
 私は、とても うれしかったです」とか、
「私、死んだカエルが 大好きなの。 ありがとう、ねこちゃん♡」という意味に なってしまうのです。

 

 もし、みなさんが 死んだカエルが 好きじゃないなら、
「今朝、ねこが カエルを(私の家に)持ってきてしまって、 困り(こまり)ました」
または、
「今朝、ねこが カエルを 持ってきちゃって、困っちゃった」
と 言ってくださいね。

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