テツになる勇気。 -24ページ目

テツになる勇気。

テツってのはね、乗ってりゃいいってモンじゃない。撮ってりゃイイってもんでもない。スジって一人でニヤけていたら通報寸前w。
そう、テツってのは、語ってナンボなのよ(マジかっ

田園都市線で、窓ガラスが割れる事故発生!したようです。

 

源泉。もとい、ソース。

頭ぶつけ電車ガラスにひび=男子高校生けが-東急

http://news.ameba.jp/20160902-515/

 

以下は記事引用です。

「2日午前7時50分ごろ、東急田園都市線上りの準急列車が二子玉川-用賀間を走行中、5号車のドアガラスにひびが入った。東急電鉄広報課によると、揺れたはずみで乗客の男子高校生が頭をぶつけたのが原因。高校生は病院に運ばれたが、軽傷だという。
 車両は用賀駅で十数分間停車し、駅員らがひびの入ったガラスを割って除去。段ボールなどで覆った上で、係員を添乗させて運行を続けた。広報課の担当者は「人がぶつかってガラスにひびが入る事案は聞いたことがない」と話している。 【時事通信社】」

 

鉄道車輛の窓ガラスが割れるなんて、あまり聞いたことないですね。まあ、事故そのものは起きてしまったので、まあ今後気を付けましょうという類の話だと思いますが、この記事に対するネットのコメントの中に、どうしても許せない一言が。もう許せない、激おこプンプンアンビシャス級。

 

なんて書いてあったかというと、まあ混雑時に起きた事故ということで、鉄道会社にもっと混雑を下げる努力をせいよー、的なコメントだったのですが、その書きっぷりが「今は全然努力してないだろ」的な表現だったので、そこが許せない!!と。

 

田園都市線で、ラッシュ対策をなんも取ってない、なんてこと、もしアレが聞いたらもう泣いちゃいますよ、もう知りませんよ、なあ、30000系wああ、言っちゃった笑

 

30000系を知らない人のために、写真をどうぞ。

30000系「こんちは、オイラが30000系ですたい」

 

ヤッパくん「よー、ひさしぶり30000系。東上線はどうだい?もう慣れた?」

 

30000系「うん、そうだね、複々線もあって結構スピードも出せるし、楽しいよ。ずっと地上だから、景色も楽しいしね」

 

ヤッパくん「そうか、それなら良かった。本当に良かった・・」

 

30000系「どうしたんだいヤッパくん、目が浮かないね」

 

ヤッパくん「う・・うん。ちょっとね。田園都市線で事故があってさ。その原因が、鉄道会社がラッシュ対策をちゃんと取ってないからとかいう奴がいて、頭に来てたのさ」

 

30000系「ピキッ」

 

ヤッパくん(あ、しまった、つい口が滑っちゃった!!どうしようドキドキ)

 

 

いきなりSSに入ってしまいましたが、30000系君は最後、黙り込んでしまいました。

何があったのかというと・・・

 

そもそも30000系君は、東武本線から地下鉄半蔵門線経由で田園都市線に乗り入れる「ためだけ」に作られた車輛です。それが今や、本線運用からはほとんど外され、東上線でも地下鉄運用に入らず地上ばかりを走っている日和車輛になってしまいました。ほんとおにかわいそう・・・

 

東武本線(伊勢崎線と書きたいが、確か今はもう東武アーバンチャイコフスキーとうきょうスカイアクセストムマイム線とかなんとかいう、とても覚えにくいカタカナ名称に変わってしまったので正確には名称を覚えておらず、しょうがなく本線と呼んどくw)は、通勤ラッシュ対策として念願の10両編成都心乗り入れを2003年、半蔵門線乗り入れでようやく実現しました。それまでは、業界きってのチビコロ電車、輸送力がミニSLに毛が生えた程度と揶揄される位にちびっこい日比谷線での乗り入れしかできず、逆に混雑度を高めてしまい大臣に視察までされちまった黒歴史がありましたね。それはさておき。

 

30000系君は、来たる半蔵門線乗り入れのために6年も前から準備のため増備してきた車輛だったんです。当時主流の10000系じゃ、やれ加速度が足りねぇとか、車体の幅が太りすぎとかさんざんケチが付いていたので乗り入れを考えるためには当然の選択だったのかもしれませんね。

 

今日から半蔵門線直通しまーっす!でもって半蔵門線用車両も一式そろえてデビューしまーっす!とかいうのは、今日び鉄道業界ではまずあり得ない。ゆえに、6年も前からジョジョに準備してきたわけですよ、丈太郎さん。でも、この「準備期間」がアダになった。

 

30000系「今日から東武本線にデビューっす、無事半蔵門線乗り入れを成功させることがオイラの至上命題っす!先輩方よろしくお願いしまっす!」

 

10000系、20000系、アザラシ「おー、よろしく」

 

30000系「先輩、早速風呂入りたいんすけど」

 

10000系「なんだよおまえ、車輛長げーな。なんだ、10両編成もあるんか。東武本線の風呂は6両までしか入れんぞ」

 

30000系「ガーン」

 

西新井工場長「ごめんね30000系君。東武本線には今のところ、10両纏めてメンテできる工場も風呂もないのよ。ごく一部だけ、朝のラッシュ対策のために10両編成で走ることはあったけど、そのときはまあ、6両と4両をくっつければよかったんで」

 

30000系「ボクどうしたらええねん?」

 

西新井工場長「大丈夫、途中に運転台付けて切り離しちゃえ」

 

30000系「キャー」

 

て具合に、半蔵門線直通時は10両固定を想定していたにも関わらず、開通前当時の東武本線内の都合で、わざわざ10両一編成とせずに6両、4両編成と分けて30000系は増備されてしまいました。これが、後の不幸を呼びます。

 

(半蔵門線開通日)

 

30000系「ようやくこの日が来た。僕はこの日のために生まれてきたんだ、都心を潜って、田園都市にワインレッドの東武カラーをはためかす日がようやくきたぞ!よしっ!」

 

10000系「よくがんばったな、今まで車庫も工場も小人サイズで苦労したろう。これから10両固定でがんばってくれ!」

200系「キミがいなくなると、業平橋の10両特大サイズ車庫もなくなって、またせまくなるね、さびしいよ。でも気にせずがんばってくれよ!」

 

30000系「ありがとうございます先輩達、立派に役目をはたして参ります!」

 

というわけで30000系は立派に、半蔵門線に乗り入れた

 

のですが、、、

 

(田園都市線、朝ラッシュ)

 

乗客1「うわー、今日もホーム人だかりだよ。混んでそうだな」

乗客2「お、電車来たぞ、あれ?ワインレッド?最悪や東武車両やww」

乗客1「マジかよ、今日からこのスジ(ダイヤの業界用語)かよっ」

駅員「列車到着しました!皆さん降りる人優先に・・・」

乗客1「くそー、乗れねー、最悪や丁度中間運転台のところだった、運転台が邪魔でぜんぜん人が入らねーよw」

 

(鉄道会社トップ会談)

☆登場人物紹介

カミジョー:某東急電鉄社長(当時)。世田谷電鉄とか大田市電とか言われるのを極度に嫌う、大東急時代の再来をもくろむ野心家(かもしれない)

 

カスーミー:まだカイチローになってない(w)、某イーストライジングスカイアーバン東武鉄道社長。え?なぜまだ襲名できてないんだって?そりゃーワールドスクウェアがうわnにのをすwfio;l

 

カミジョー「Hey!カスーミー!会いたかったよ!ワールドスクウェアどうだい?」

カスーミー「カミジョー!元気でなによりだ!トムとマイムが相変わらずやってるよ!まあ子会社に売っちゃったけど」

カミジョー「ところでカスーミー!半蔵門線直通車両のことなんだけどさ」

カスーミー「なんだよカミジョー!同じ「東」繋がりの僕たちに隠し事はナシだぜ、なんでもいってくれよ!30000系かっちょいいだろー!?」

カミジョー「そこなんだがカスーミー!30000系は中間に運転台があるせいで人が乗りきれないんよ!田園都市線も国内ワースト混雑率10位内に年中ランクしちゃってて、そろそろやべーのよ、なんとかなんね?」

カスーミー「え?何?どゆこと?」

カミジョー「やだなカスーミー!30000系を半蔵門直通から外せゆうとるねん」

カスーミー「ガーン」

 

というわけで、直通運転前の東武本線の状況に合わせてわざわざ中間運転台を設けた30000系は、田園都市線の非常識な混雑度合いの前に撤退を余儀なくされたわけです。

 

すべては田園都市線を思えばこそ、の勇退でした。

東武初のワンハンドル、東武本線の9割地区では不要な高加速度性能、半蔵門線のサイズに合わせたダイエット・・・そのもの全てを捨てて、30000系は直通から(ほとんど)撤退したわけです。ちゃんと混雑対策を打っているんですよ。それを、「鉄道会社は混雑対策してない」だとー!そら30000系も泣きますわ。

 

田園都市線が混んどるのはしゃーない。比較的後発の路線で線路状態もよく、これ以上改善策がないというのも実情でしょう。それでもね、運転台スペースとしてのわずかな空間を供出するためだけに、自らの創出目的も捨てて地上線に転向していった30000系のことを思えば、なんで「何もしてない」と言えるねん。おい、コレ言うた奴、30000系の顔直視できるか?ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤッパくん、今、某スーパーマーケットのシステムを作っています。


今、要件定義という、要は何を作るか何も決まっていない状態からどんどん話を具体的にしていくための作業をしているわけですが。

身近にあるスーパーマーケット。その裏側もいろいろ知ることができて、目から鱗ですね。


正直、スーパーの店員さんが、ここまで売り場づくりに真剣に取り組んでいたんだと衝撃を受けてます。


トマトもかぼちゃもピーマンも、何気に置いてあるわけじゃないんですね。ひとつひとつの商品の置く場所、量、積み上げ方・・・これを毎週企画設計して、社内でダメ出しして、方針決めたらすぐアチコチに発注かけて、商品がそろわないときはそれでも売り場に穴をあけないよう様々な工夫を取り入れて動く。

こんなのを一週間サイクルで毎週やってたわけです。


売り場を見たら、大体店の能力がわかってしまうそう。

今度買い物に行く時は、いろいろちゃんと見てみよう。店の声が、聞こえるかも。







山手線に乗ると、「内回り」「外回り」と言いますね。


これ、山手線だけの言い方で、例えばぐるっと回ってる大江戸線や、回りかけている丸ノ内線では使ってません。

慣れの問題もあるかもしれませんが、なので大江戸線や丸ノ内線に乗る時、どっちの方面に乗ったらよいのか、ちょっと混乱するときがあります。


まあ、今日び鉄道なんてのはホンマ一見さんお断り、毎日奴隷のごとく働く我々のような現代ビジネスマンが朝に夕に、厠のツッカケ代わりに乗って終わらす代物に成り下がってるさかい、もう複雑すぎて何が何だか。副都心線、キミのことだよキミの。下手に乗ったらどこに連れて行かれるかわかったモンじゃない、東武西武東急が仲良く肩並べて走る魑魅魍魎、妖怪変化のオーソリティ路線。


いや違うんです、副都心線を毒づくつもりはまったくなくて、山手線の話に戻しましょう。山手線ビギナーな貴方に、ココだけの話。実は山手線には「内回り」「外回り」のほか、もうひとつ運転形態がありました。それはなんでしょう?


正解は~ 「大回り」 ☆パンパカパーン


と、いうことでようやく、山手線大回りの異名を持つ、武蔵野線の登場です。前置き長すぎ。というか、前置きのほとんどは関係なかった、、



で、最近、武蔵野線に乗る機会が増えていたのでこの路線をチェックです。


まず一番残念なのが、新三郷。

wikiでも紹介されてるとーり、ギネス世界記録に「世界一ホームが離れていた駅」だったとか。

実際行ったことありますが、あれは離れてますね。うん。360mだそうです。冗談抜きで、新幹線一編成分400mに肉薄する距離。これがね、最近行ったらぴったりとくっついてやんの。ホームに降りたら、「なんだよここまで狭くしたんかよコンチクショウ」的に、ホームがくっついてます。ギネスの感動はどうしてくれるんや、んー?

昔、上りホームと下りホームの間にあった貨物基地を撤廃して、片方に寄せたそうです。

いいんかね、ガソリン無くなったらどうみても今日の物流、原子力で支えるしかないやんけ。その原子力を最大限活用できる交通手段が鉄道だというのに、鉄道用地をあっさり更地にしちまうなんて。モータリゼーションが普及する前は、必要だった土地のはずでしょ?とか。


次に、京葉線との接続のもどかしさ。あれなんとかならんのか。


武蔵野線から海浜幕張に向かう電車が朝の通勤時に15分ヘッド。ありえんだろ。

とはいっても、海浜幕張行き増やしたらその分東京行き減らさんといかん。それもナンセンスなのはようわかる。

だいたい、海浜幕張なんて直通せんでも、京葉線との接点で乗り換えできればよいやんけ。

それが、接点に駅が無い上、接続も考慮されてないから、例えば海浜幕張に行くのに一旦東京行きに乗って市川塩浜で乗り換えると、むちゃくちゃ時間がかかる。まったくもって、ナンセンスです。



武蔵野線というと、まず一にギャンブル列車(東に中山競馬場、西に東京競馬場、競艇は戸田オート、川口オートに地方競馬は浦和競馬場と、博打駅だけでスタンプラリーが開けそうなほどギャンブル場が最寄の駅が多い)とか、東京駅に8両で乗り入れるヘタレ(神聖なる東京駅は最低10両編成ないと、首都の威厳が守れんとかなんとかいうあの都市伝説の類のやつ)とかいろいろ言われてますが、そういう有名どころ以外にも変なところの多い路線です。


貨物線から発展したこともあって、北朝霞から東に向かうと、大宮への貨物線分岐がありますが、なんと貨物線のほうが本線、旅客線のほうが枝線だったり。だからいつもこのポイント通過するとき電車揺れるのなんのwすげえぜっ


駅間長くて、短距離想定で作られた205系が悲鳴上げながら爆走する姿も萌えですね。

ぜひ武蔵野線ユーザーのみなさん、武蔵野線ならではの珍景をさがしてみてはいかがでしょうか。


僕はもう飽きた・・・