顧客満足度最低化を目指すビジネス【ナニソレ( ̄Д ̄;)】 | テツになる勇気。

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テツってのはね、乗ってりゃいいってモンじゃない。撮ってりゃイイってもんでもない。スジって一人でニヤけていたら通報寸前w。
そう、テツってのは、語ってナンボなのよ(マジかっ

え?顧客満足度?の最低化?をめざす?


んなのあるわけないじゃないですか。

診断士のテキストには、顧客満足度をあげることしか書いてへんですよっ

中小企業白書だって、あんだけ分厚い紙面割いて

「ほーれみてみい、大手に比べて中小の付加価値創出率はめっちゃ低いやんけ。先端事例紹介したったるから、そーいうの見習ってとっとと付加価値あげやがれっ付加価値あげるためにゃ顧客満足度最大化しかなかろう?んんー?」

てなことしか書かれてないですもんね(爆)


ところがあったんです。満足度をトコトン下げやがるビジネスが。


それも、モラルハザードした社員の怠慢とか、そーいう組織化されてない満足度低下なんつー安っぽいモノじゃありません。ヤツらは組織で、顧客の満足度を徹底的に下げてきます。そらもう戦略的に。いやもう、そのサービスを受けた我々消費者はズタボロですわ。都市伝説でない分、○ニータイマーよりもオトロシイビジネスですよこれ。


何かって?

コレやっ


鉄道模型 横須賀線


そう。鉄道模型、Nゲージ。


ついに買っちゃいました。

買えば幸せになれるかと思ったんです。買うときは。


ところが、実際に買ってみると、今度はレールがほしい、鉄橋ほしい、他の電車がほしい、室内灯付けたい、もっと長編成にしたいとか、もう物欲に歯止めがききません。とても電車1編成と基本レールセットを買っただけで満足する境地には至らないですハイ。むしろ満足度より、不満というか、もうちっとなんとかしたいという欲望が先に動きます。そうかこれが、顧客満足度最低化を図るビジネスの根幹かっ。


メーカーもそれを見越して、レールセットをパッケージ化して組み合わせのレイアウト提案をWebに載せたり、車輛の増結セットを出したりしてます。一度食いついた客は絶対に逃さないビジネスモデルが確立してるんですね。

「なんだよ要はポケモン商法のことかいコンチクショウ」とか言わずにまあまあ。AKB商法とかとも近いのかな。要はライトユーザーよりもコアユーザーの単価アップに照準を定めるというか。


でも、ポケモンなんてせいぜいキャラクターグッズの単価は@100から@1000位。

鉄道模型は7両セットが2マン円です。たかっ

しかも、JRが民営化した弊害というか、民営化前はバカみたいに同一系列の車輛ばかり大量生産してたから鉄道車両の種類も少なかったのに、今じゃ路線別に別の形式の車輛が走るなんて当たり前。種類もめちゃくちゃ増えてる・・・

新幹線ひとつ取ったって、自分が昔鉄道模型にハマってた30年前は、まあるい目玉の0系1種類しかなかったのが、今は軽く10種類超えてきてますしね。時代だなぁ。


というわけで、この際限のない趣味の世界に没頭しないよう、我慢することから始めないといけないですね。いやはや。