やっぱくんです。
今日のニュースで、「賞味期限ルール見直しで、商慣習は変わるか」というのがありました。
日本人が特に強い新鮮志向により、流通過程で破棄される食品を減らすためのルールの見直しを、小売りや卸、メーカーなど業界全体が一体となって進めていこうという取組だそうです。
納品基準を厳しく設定している小売に対し、その条件を緩めるべきだといっても、実際にはその先の消費者の意識が変わらなければなかなか難しいでしょうね。
牛乳パックひとつとっても、棚にある商品のうち一番期限が長いものを選んで取っていく人がいるわけで。
「賞味期限の短いものを棚の手前に並べる」という日配品部門の方の日々の活動は、悪い言い方をすれば「お客とのだましあい」みたいなところすらあるような気もしますし。
食糧を作るということがこんだけ大変で、しかもこんだけの食糧が日々捨てられているんだ、ということを消費者に伝えていく。
具体的には、屠畜場の光景の後に、破棄される食肉の山を見せれば効果抜群でしょう。
業界の仕事というより、メディアの仕事のような気がします。
少なくとも私は、出されたものは全部食べますよ。ごちそうさまでした。

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