「鉄スクラップ業界の将来に必要なこと」小場泰知氏
・国内丸棒需要は減少傾向。2018年857万トンから2025年には500万トンになる予想
・電炉は今後益々再編が進み、2025年には約35社45工場未満になると予想
・韓国の鉄スクラップ自給率は8割を超え、2025年には98%に達する
・韓国の鉄スクラップ輸出国への転換により、東南アジアなどの輸出市場での競争は激しさを増すのは確実
・マラッカ海峡を超えるには、鉄スクラップ輸出は15000トンがラインに
・日本産H2の品質問題。スクラップ製品にダスト2%は含まれているとみるべき
・ダスト処分問題は経営者のモラルの問題。管理型処分場の枯渇も課題
業界に必要なこと
・各社ダストを徹底的に削減し、高品質な鉄スクラップを生産する
・大型船輸出に適した港湾の整備に取り組む
・ダストの再資源化・最終処分に取り組む
・鉄スクラップ以外の新たなリサイクル分野に挑戦する