○中西祐介 参議院議員 国政報告
海外視察報告 ヨルダン・パレスチナ・エジプト
・海外に行くと、日本は精神的なものも含めて世界から頼りにされている
・総裁選の課題点としては社会保障の持続性についてもっと語るべきだった
・ODA特別委員会の筆頭理事を務めている関係で世界各国を訪問することができた
・中東の多くはイメージではなく思った以上に平和で豊か
・パレスチナを訪問すると反アメリカ嫌中国の雰囲気を感じる。だからこそ日本でしかできない取り組みの必要性を感じる
・平和と繁栄の回廊構想に基づきパレスチナ自治区へ経済発展・教育文化などの支援事業をODAを通じて行っていく
・パレスチナの人々は、戦後や東日本大震災からの日本の復興力を尊敬し期待している
○「デジタルシフト」〜インターネットで今起きていること
江幡哲也 オールアバウトグループ代表
・日本はITでは負け組
・2007年にiPhoneというスマートフォンが発売され、インタネットに常時接続できるようになったことが節目となった
・スマートフォンの普及率は日本は先進国の中でも低い。新興国の普及率も高い
・日本ではベンチャーが育ちにくい
・米国の巨大IT企業となったアップル・グーグル・フェイスブック・アマゾンはすべてベンチャー
・シリコンバレーでは企業が驚異的スピードで成長している
・すべては人材
・日本の産学連携は始まったばかり世界の潮流からしても遅れている
・中国は国家資本主義といってもいいが、ITも巨大産業に。世界最大の人口による巨大な需要を背景に、海外のビジネスモデルを真似てうまく発展させてきた
・インドはアウトソースビジネスでIT産業を発展させている
・日本はIT分野では世界に圧倒的に負けてしまっている
英語ができない
規制
既存産業をまもる構造
・シェアリングエコノミー
所有からシェアへ 白タク・民泊・カーシェア・スキルシェア
・キャッシュレス社会 韓国96%日本19.8% 日本は40%までもっていくのが目標。キャッシュ競争も
・キャッシュレス化は、利用履歴データにより個人の信用力がわかるように
・世界的にイノベーションが進むのは自動車
シェアリング
コネクテッド スマホ化
電気自動車EV 中国は既にEV大国
自動運転
・インドでは高額紙幣を廃止。税逃れを防止、キャッシュが一気に進んだ
・ヘルステック 年金医療分野は国家予算の最大支出であり、この分野の開発が急務
・テクノロジー競争では日本はもう勝ち目がない
・製造業はアセンブルではなく部品素材で勝負。これは日本の得意分野
・IOT分野では日本では勝負できる可能性もある
・人間でしかできないこと〜エンターテイメント・文化・歴史・コミュニティ形成
・日本は「課題先進国」として大きなチャンスがある