・36億人分の資産=富豪上位8人48.7兆円(2017)

 

・世界人口は73.5億

 

・貧困には二つの概念。絶対的貧困(食料や生活費術品を購入するための生きていく最低限のお金がない)と相対的貧困(可処分所得が中央値の半分を下回っている)

 

・1世帯あたりの所得平均541万円、中央値は427万円

 

・絶対的貧困という人は今の日本にはほとんどいない

 

・アメリカでは富裕層の多く住むエリアに独立の動きが

 

・r>g r資本収益率4-5% は 経済成長率 1-2%を常に上回る (ピケティ)

 

・2016年 ビリオネア(資産10億ドル以上)の大富豪は世界で1810人 トップ30人のうち20人がアメリカ人

 

・トップ20人はIT系企業の大富豪

 

・世界一のビルゲイツ氏の資産は8.9兆円

 

・資本主義の姿を記録するためには世界で最も裕福な人々のことを報じていく必要がある(ブルームバーグ)

 

・一代で資産を築いた億万長者は、自社株を大量に持ち、会社の成長に伴って莫大な資産を持ち続けることができる

 

・自ら資産を築いた人は努力・情熱・責任感を持ち、四六時中働いている

 

・安売り競争が格差を引き起こす~グローバリゼーションによってアメリカ国内に格差が生まれた

 

・グローバリゼーションによって商品の値下げ競争が起きている

 

・冷戦が1989年に終わり、世界的に民主化が進み、賃金が安い国々に先進国の企業が生産拠点を移していく動きが広まった

 

・中国は、冷戦後、社会主義は捨てずに先進国の企業を積極的に誘致した

 

・中国の人件費の高騰で世界の工場、先進国の下請け工場が中国からベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラディシュに移りつつある

 

・安いものが欲しいという人々の欲望、安く作って儲けようという企業の欲望が結果的に大きな格差を生む原因に

 

・日本の法人税は実効税率は30%シンガポールは17%

 

・日本からシンガポールに永住した人は2015年で2400人あまり

 

・タックスヘイブンに世界中から3520兆円が流れている。日本からはケイマン諸島に74兆円も流れている

 

・ケイマン諸島は、所得税・法人税・相続税が0%

 

・日本では下位90%の平均所得がどんどん下がり続けている

 

・日本の子どもの相対的貧困率は2012年に過去最悪を更新

 

・富裕層が豊かになれば社会全体が豊かになるというトリクルダウン理論通りにはいかず、二極化が起こった

 

・アメリカの大富豪たちは多額の寄付をしている。アメリカの個人の寄付総額は29兆円(2015)ロシアの国家予算を上回る

 

・OECD加盟先進国33カ国の教育機関への公的支出割合は、日本はブービー(2016)

 

・日本は教育にお金を使っていない。同じスタートラインに立てるようにすることが大事